2015年10月27日火曜日

20151025くこの実

今週は「くこの実」、ナス科クコ属の落葉低木で中国・東アジアが原産で日本には平安時代に伝来しました。教会ホールから出てガリラヤ池の横の小路を駐車場の方へ行くと左手に赤い実がなっているのが見えます。夏から秋にかけて薄紫色の花が咲き、その後、1センチくらいの赤い実が出来ます。くこの実には100種類ほどのミネラルやビタミン類が含まれており、健康に良いことは勿論のこと、楊貴妃が美しさを保つために毎日3粒食したと伝えられるほど美容効果もあるようです。花言葉は「お互いに忘れよう」「誠実」「過去を水に流す」など。
 今週で10月も終わります。深谷牧師が幼稚園教諭の教育実習期間中のため、約4週間牧会活動が出来ないということで、毎週の礼拝説教や夕拝説教は当教会の名誉牧師のほかに他教会の牧師先生方にも協力して頂いております。当然のことですが、同じ聖書でも先生方により語られるメッセ-ジは異なるので新鮮さを感じます。

2015年10月18日日曜日

20151018むかご

今週は「むかご」、茎や葉っぱから生じる繁殖のための器官で、写真で茎の所に丸くなっているのがヤマイモのむかごです。大きさは1センチ前後です。種ではなく、この「むかご」はやがて地に落ち、そこから新しいヤマイモが成長します。牧師館玄関の真ん前に蔦が絡んだようになっている所にできています。漢字では「零余子」「珠芽」などと書きますが、「零余子」の漢字の意味はしずくのように小さなものということで、その形状を表しているようです。むかごといえば「むかごご飯」を連想しますね。先日、教会員の方からむかごをたくさんいただいて、むかごご飯をおいしくいただきました。
 10月も中旬に入り、晩秋に近づいています。今週の24日土曜日には24節気の第18「霜降」を迎えます。露が冷気によって霜となる頃という意味で、楓や蔦が紅葉し始める季節です。北海道や富士山では雪が降りはじめ、近畿地方もそろそろ紅葉だよりが聞かれる季節となりました。

2015年10月12日月曜日

20151011秋桜

今週は「秋桜」、キク科コスモス属の総称で、学名はcosmos(コスモス)、ギリシャ語で秩序、飾りという意味で花びらが整然と並んでいることから名付けられました。メキシコ原産で日本には明治時代に入って来たようです。日本語の秋桜は秋に桜に似た花弁の花が咲くことから名付けられました。写真の花は駐車場に咲いています。普通ピンク色や白い花を付けますが、キバナコスモスは黄色い花が咲きます。キバナコスモスに似た花で植える事が禁じられている花にオオキンケイギクという外来種がありますので気を付ける必要があります。秋桜の花言葉は「乙女の真心」「愛情」「たおやかさ」など。
 今日12日は体育の日です。幸い天候にも恵まれたようですので、各地でスポーツ関係の行事が行われていることと思います。其枝幼稚園の運動会は先週土曜日にありました。人数がそれほど多くないので、一人一人の成長が良くわかるプログラムで行われました。かけっこもありましたが、普通の徒競走ではなく、時間走で早い子供は何週も走りますが、遅い子供も一生懸命走っており、そのうち順位などは分からなくなるかけっこでした。年長組の子は一人一人自分の得意なキャッチボールや鉄棒、縄跳び、雲梯などを披露してくれました。心温まる運動会でした。

2015年10月5日月曜日

20151004宮城野萩

今週は「宮城野萩」、マメ科ハギ属の落葉低木で其枝幼稚園の枝垂桜の根元辺りに咲いています。萩は草冠に秋と書き、秋の七草の一つで、他に「薄(すすき)」「桔梗(ききょう)」「撫子(なでしこ)」「葛(くず)」「藤袴(ふじばかま)」「女郎花(おみなえし)」があります。万葉集で山上憶良が選定しました。花は紅紫色で豆のように蝶形をしており、枝が枝垂れているのが特徴です。萩の種類としては、他に山萩や丸葉萩など多数あります。宮城野萩はその名のとおり宮城県の県花となっています。花言葉は「柔軟な精神」「ほのかな恋」「物思い」など。
 10月に入り、朝晩はめっきり冷え込んできました。8日には24節気の「寒露」を迎えます。露が冷気のよって凍りそうになる頃という意味で、雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き初める季節を迎えました。今年は暖冬という予測もありますが、季節の変わり目で体調を崩しやすいですので、お互いに気を付けたいものです。