2015年1月26日月曜日

20150125和蝋梅

今週は「和蝋梅」、牧師館前の庭に咲いています。週報には「素心蝋梅」と載っていましたが、1月11日に掲載した「ろう梅」が素心蝋梅と思われます。素心とは、花の中心に紫褐色の斑が入らないという意味で、透き通るような黄色一色の花びらをしており、一番良く見られる蝋梅の種類です。「和蝋梅」は蝋梅の原種に当たる種類で、花びらは小さく、香りも他種に比べて少なく、素心蝋梅と比較すると貧弱な感じがする蝋梅です。他に「満月蝋梅」という種類があり、花の中心に紫褐色の輪が入ります。「黒花蝋梅」というのもあり、北アメリカ原産で赤紫色をした花びらを持っており、アメリカ蝋梅とも呼ばれており、春から初夏に咲くそうです。
 早いもので、今週で1月も終わります。 先週は、イスラム国による日本人二人の人質事件があり、そのうち1名が殺害されるという信じられない、許すことのできない出来事が発生しました。お一人は報道を目的に戦闘地帯に入り拘束され、もう一人はその方を助け出すために行かれて拘束されたようです。戦争は理性が通用しないということを改めて知らされた思いです。しかしながら、あと1名の方がなんとか救出されることをお祈りせずにはいられません。

2015年1月19日月曜日

20150118水仙

今週の花は「水仙」、彼岸花科の花で写真の花はニホンズイセン、境内のあちこちで咲いていますが、ホールの牧師室東側窓辺に咲いている花を撮影したものです。水仙という名は水辺に咲く綺麗な花の姿と芳香がまるで仙人のようだという中国の古典から来ています。学名のナルキッサスは、泉に映った自分の姿に恋をして毎日見続けていたら花になったというギリシャ神話に因んでいます。福井県の県花になっています。花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」など、ギリシャ神話から来ているようです。
 1月も中旬に入り、明日20日は大寒、暦の上では1年で一番寒い季節を迎えますが、実際には、2月1日前後が最も寒くなるようです。受験生の皆さんにとっては、17日、18日に大学入試センター試験が行われ、これからいよいよ追い込みの季節に入りますね。日本各地でインフルエンザが流行っているようで、学級閉鎖となっている学校も多いようです。受験生の皆さん、くれぐれも健康には気を付けて、今まで頑張って身に着けた実力を十分発揮できるようにしてください。

2015年1月12日月曜日

20150111ろう梅

今週は「ろう梅」、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で12月下旬から2月頃まで花を楽しむことができます。中国原産で江戸時代に日本に入ってきたようです。花が蝋細工の梅みたいで、また臘月(12月の別名)に咲くので蝋梅と名付けられていますが、梅とは全然別の種類です。花はとっても良い香りがします。写真は牧師館の玄関前にある「ろう梅」ですが、其枝会館にもたくさん咲いています。5月から6月頃、実がつき、その形がとってもユニークなので楽しみにしたいと思います。花言葉は「先導」「先見」など、年の初めに咲く花にふさわしい花言葉ですね。
 2015年も第3週に入り、生活リズムも大分落ち着いてきたように思います。 24節気の小寒も過ぎ、挨拶も「寒中お見舞い申し上げます」に変わりました。大寒まで1年で最も寒い季節を迎えています。今年は阪神淡路大震災から20年目を迎え、今日の成人式は当時生まれた方が二十歳になられます。親や兄弟姉妹を亡くされ、苦労されて成長された方も多いことと思います。今年の干支の羊は美、善、義、祥、洋、躾など良いことを表す漢字に多く用いられているそうで、皆さんにとって良い年となりますよう心よりお祈りします。

2015年1月5日月曜日

20150104寒椿

今年最初の花は「寒椿」、ツバキ科ツバキ属の常緑中低木で、其枝会館の庭に咲いています。週報では「雪椿」となっていましたが、雪椿は東北地方や北陸地方の雪の多い地域に咲く椿で、花は4月から6月頃咲く別の品種です(深谷牧師に確認しました)。写真の背景が白くなっているのは、元旦から2日にかけて降った雪で、雪の中に咲いている椿ということで、雪椿と呼んでもまんざら間違っていないかもしれませんね。寒椿は椿と山茶花の交雑種で、どちらかといえば山茶花に近い性質があるようで、花びらは1枚ずつ散ります。花言葉は「謙譲」「愛嬌」など。
 2015年の新年を迎えました。元旦礼拝は晴天のもとで守ることができましたが、午後3時過ぎには雪が降り始め、瞬く間に15センチほど積もりました。真夜中も降り続け、京都では61年ぶりに20センチを超える大雪となりました。孫たちは喜んで雪だるまを作っていましたが、雪かきで腰が少し痛くなりました。昨年末から続く大雪で、雪国の方のご苦労は本当に大変だということが実感できます。
 今年の聖句は、「もし、からし種一粒ほどの信仰があれば」(マタイによる福音書17章20節)という御言葉が与えられました。今年が平和で良い年となりますようにと祈りながらも、現実は嬉しいことばかりではなく、苦しいことや悲しいこと、理不尽なことが起こることと思います。どのような状況の中にあっても神を信頼し、イエス様に従って歩み続ける信仰を持ちたいと思います。