2019年12月30日月曜日

20191229スノードロップ

2019年もあとわずか。今年も大きな自然災害が日本を襲い、多くの方が被災されました。被災された方に主の慰めと支えがありますよう、新しい年が希望に満ちた年でありますようにお祈りします。

 今週の花は「スノードロップ」、ヒガンバナ科ガランサス属の球根草です。別名は「待雪草」、2月頃開花する花です。アダムとイブが楽園を追い出されて困っていた時に、降ってきた雪を天使がこの花に変えたという話が伝わっています。真っ白な蕾のような花姿から三つの花弁に分かれて花を咲かせます。教会入口の道を入った直ぐ右側、地上から15センチ位の高さの所に3輪ほど咲いています。

 花言葉は「希望」「慰め」「楽しい予告」など、アダムとイブの話から来ており、春を告げる花にふさわしい花言葉です。

2019年12月22日日曜日

20191222冬すみれ

今日はクリスマス礼拝を100名を超える方と共に捧げることができました。愛餐会の後、イエス様の誕生をお祝いしてCSの子どもたちと一緒に劇やコーラス、合奏など楽しい時を過ごしました。

 今日の花は「冬すみれ」、このような品種のすみれがあるわけではなく、冬の季語として用いられています。すみれは3月から5月頃咲く花ですが、まれに冬に咲くものもあり、それを優雅に表現したものです。

 写真のすみれは、駐輪場に入る手前の竹垣の下あたりに咲いています。すみれ一般の花言葉は「謙虚」「誠実」ですが、冬に咲くすみれは「清楚」や「可憐」などが似合っています。

2019年12月16日月曜日

20191215もみじ

アドベント第3礼拝では講壇の燭台にある3本のローソクに火が灯りました。いよいよ来週はクリスマス礼拝を迎え4本のローソクに火が灯り、イエスキリストの誕生を祝う日となります。

 今週の植物は「もみじ」、漢字では紅葉と書きます。一般には落葉広葉樹が落葉の前に色が赤や黄色に変わることを指しますが、特定の植物を指すこともあり、この場合は「カエデ」のことを言います。写真は教会の出入り口の所にある「いろはもみじ」という種類でムクロジ科カエデ属の落葉高木です。今年の紅葉は例年に比べて少し遅くなっているのか、12月の中旬に入っても紅葉を楽しむことができます。

 カエデの花言葉は「 節制」「遠慮」「自制」「大切な思い出」「美しい変化」など、始めの3つは花などの華やかさに比べて、葉の紅葉の美しさは遠慮気味であることから来ているようです。

2019年12月8日日曜日

20191208ピッシャー


今週の植物は「ピッシャー」、マツ科トウヒ属の針葉樹です。ピッシャーは学名で一般には「ドイツトウヒ」や「オウシュウトウヒ」と呼ばれています。ヨーロッパが原産地で特に東欧や北欧に多く、明治時代に渡来しました。成長すると50メートルを超える巨木もあるようです。モミの木と共にクリスマスツリーに使われる木として有名で、葉っぱを見ただけでは両者の区別は難しいようです。

 其枝幼稚園の園庭に入ったところにあり、高さは3メートルを超えています。夜になると下の写真のようにライトが灯り、大きなクリスマスツリーとなります。教会の入口付近にはセンペルセコイアがありこの木にも電飾が施されていますのでもっと大きなクリスマスツリーとなっています。

 花言葉は「逆境の中の希望」となっています。

2019年12月1日日曜日

20191201カクタス

今日から12月に入りました。礼拝堂講壇には燭台の4本のローソクのうち一本に火が灯され、アドベント(待降節)第一の礼拝が捧げられました。

 今日の花は「カクタス」、サボテン科スクルンベルゲラ属のサボテンの一種です。クリスマスの頃に花を咲かせることから外国ではクリスマスカクタスとも呼ばれています。日本名はシャコバサボテンでカニサボテンと呼ばれることもあります。ブラジルが原産地で、日本では鉢植えで育てられています。寒さに弱いので冬は室内に入れます。写真の花は教会ホールにある古いオルガンの上にあり、赤い花が良く目立ちます。

 花言葉は「一時の美」「美しい眺め」など、前者は開花するまではあまり目立たないことから来ており、後者は開花したときの印象から来ています。