2020年4月26日日曜日

20200426つつじ

会堂での礼拝がなくなってから2週目、牧師の配慮で動画配信も行われていますが、動画を見られない方もおられ寂しい思いをされていることと思います。一刻も早い新型コロナウイルスの終息を祈ります。

 今週は「つつじ」、ツツジ科ツツジ属の植物です。アジア東部が原産地で、日本では万葉時代から親しまれている花です。花が連なって咲くことから「つづき」、また花が筒状に咲くことから「つつ」と呼ばれていたものが変化して「つつじ」になったと言われています。4月中旬から咲き始め、例年ゴールデンウィークには満開となり人々の目を楽しませてくれますが、今年は「ステイ ホーム」ということで、見に行く人も少ないことと思われます。

 写真の花は牧師館前の庭に咲いており、良く見られる大紫躑躅(おおむらさきつつじ)という種類のツツジです。花言葉は「節度」「慎み」など、花の印象が華やかというより少し控えめであることから来ているようです。

2020年4月19日日曜日

20200419えびね

新型コロナウイルスの影響で今日の礼拝からしばらく各家庭で守ることになりました。皆さんで一緒に祈り賛美することはできませんが、説教は牧師の配慮によりユーチューブ配信で聞くことができます。
 
 今週の花は「えびね」、ラン科エビネ属の多年草です。日本が原産地で4月中旬から5月頃まで花が咲きます。漢字で書くと「海老根」、地下の球根のような茎が連なっている様子が海老(エビ)の背のように見えることから名前が付きました。20~30センチ位の高さの花茎に白と茶のツートンカラーの小さい花がたくさん付きます。

 境内のあちこちに咲いており、写真は牧師館前の通路脇にある「えびね」です。背丈が低いので良く見ないと見落としてしまいます。花言葉は「謙虚」「誠実」など、華やかな花が多いラン科にあってあまり目立たないことから来ているようです。

2020年4月12日日曜日

20200412チューリップ

今日はイースター、新型コロナウィルスのため会堂で礼拝を守るのは今日を最後に5月24日までしばらくできなくなります。その中で一人の姉妹が洗礼を受けられ、祝福された礼拝となりました。

 今週の花は「チューリップ」、ユリ科チューリップ属の球根植物です。トルコやイランなど西アジアが原産地で、ペルシャ語のターバンが名前の由来となっています。色や形も多種多様で、人々の目を楽しませてくれます。チューリップで有名なオランダをはじめベルギー、トルコ、アフガニスタンの国花となっています。

 写真のチューリップは復活の丘(納骨堂)の花壇に咲いており、園庭のすぐそばにあるので毎年園児たちの写生の対象になっていると思います。花言葉は全般的には「思いやり」「博愛」など、花の色によって色々な花言葉があるようです。

2020年4月6日月曜日

20200405すみぞめ桜

新型コロナウィルスの猛威は収まりを見せず、終息はまだまだ先になりそうです。来週はイースターを迎えますが、教会で礼拝を守れるかどうか予断を許しません。

 今週の花は「すみぞめ桜」、バラ科サクラ属の植物でオオシマザクラ系統の園芸種です。漢字で書くと「墨染桜」。平安時代に友人の死を悼んで「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け」と詠んだところ、桜の花が薄墨色に咲いたことに由来しています。京阪本線の伏見に墨染という駅がありますが、そこに植えられている「墨染桜」から来ています。ソメイヨシノと比べると花は少し縮みがあり、葉も同時に芽吹いています。

 其枝会館園庭の幼稚園園庭側に咲いている桜が「すみぞめ桜」です。もうかなりの老木ですが、今年もいっぱい花を咲かせてくれました。桜の花言葉は先週に紹介した通り「優美な女性」「精神の美」などで、「すみぞめ桜」の花言葉は特に紹介されていませんが、オオシマザクラの花言葉は「純潔」「心の美」となっています。