2012年5月31日木曜日

黄菖蒲

教会員の緒方です。
  早いもので、今日で5月も終わり夏がやって来ます。今年の夏は電力不足が言われていますので、電力以外の方法で暑さ対策を行う必要があります。我が家では今年も日差しを少なくするためゴーヤなどを植えました。
  先日、仙台にボランティアに行った時に知り合った方から、facebookで友達になりましょうというお誘いがありましたので、facebookを始めました。まだ始めたばかりですので、手探りでやっています。友達の友達ということで、輪を広げていくことができます。そのうち、クリスチャンの方や趣味が同じ方などと友達になれれば良いなと思っています。
  5月27日週報の時季の花は「黄菖蒲」でした。教会・幼稚園の駐輪場の牧師館側に黄色い花がたくさん咲いています。因みに黄菖蒲の花言葉の一つに「信じる者の幸福」がありました。信仰により永遠のいのちを約束されているクリスチャンにとっては、ぴったりの花言葉です。

2012年5月22日火曜日

とちの花

教会員の緒方です。
 520日の午後は、其枝幼稚園の後援会総会があり、その中で洛和会音羽記念病院緩和ケア科医師の方から、「限りある『生命』に向き合い永遠の『いのち』を想う~ホスピス・緩和ケアの現場から~」と題して講演会がありました。長年ホスピス・緩和ケアに携わってこられた立場から有意義な話をお伺いでき、とても参考になりました。現在は3人に1人が癌で亡くなっているそうで、緩和ケアでは宗教家、ボランティア、セラピストなども含めたチームで、癌によるいろいろな苦痛を和らげることにより、その人がその人らしく生きていくことを援助することを目指していること、その人がその人らしく生きていくためにはいのちの井戸水(Sprituality)を呼び覚まし、人生の意味を見出し死への恐怖をなくしていくことなどを手助けしているとのことでした。生命(せいめい)は有限だが「いのち」は無限であると聖書に通ずるお話をお聞きして、クリスチャンとしての信仰に基づいて患者さんと真摯に向き合っておられることが良く分かりました。
 521日は我が家からも金環日食が良く見えました。天気予報は曇りでしたが、3階に上がってみるとほとんど雲は無く、くっきりと金環日食を観察できました。次はもう生きて見ることができないと思うと、今回、妻と二人揃って見ることができたことは本当に幸せだと思います。
ところで、520日週報に掲載された時季の花は「とちの花」でした。牧師館前にある「とちの木」は隣の「せんだんの木」と比べても負けないくらい大きな木です。上の方にベージュ色をした花がたくさん咲いています。幼稚園の方から見ると良く見えます。「栃の木」は栃木県の県木です。因みに京都府の木は「北山杉」、花は「しだれ桜」だそうです。

2012年5月17日木曜日

ジャスミン

教会員の緒方です。
 葵祭りが5月15日に予定されていましたが、雨のため5月16日に順延となりました。たまたま、5月15日の昼ごろ御所の中を歩いていましたら、紅白の幕が見え、観客席が2列にわたって並べてありましたが、人影は無く雨にぬれて寂しそうでした。
 この日は家内と一緒に友人からいただいた招待券で廬山寺(ろざんじ)の「源氏物語五十四帖」屏風展に行ってきました。有名な桔梗はまだでしたが、雨のなかゆっくりと鑑賞できました。
廬山寺や御所など京都には歴史的な観光名所がたくさんあり、全国から訪ねてこられます。京都復興教会は66年の歴史ですが、山科の地で福音を述べ伝え、地域の皆様に愛される教会として、存続し続けていくことが大切だと思いました。
 ところで、京都復興教会の週報には、教会で植えられている時季の花等が掲載されます。5月13日は「ジャスミン」 でした。深谷牧師によると、それは教会北側フェンスに咲いているそうです。特に、台所側出入口から出てすぐのところがきれいらしいです。ジャスミンの花は強い芳香を持ち、香水ジャスミン茶の原料として有名ですね。興味がある方は、ご覧になってください。

2012年5月14日月曜日

ボランティア

教会員の緒方と申します。
 東日本大震災及び大津波により被害を受けた仙台にボランティアに行ってきましたので、簡単に報告します。
 京都教区ボランティア派遣事務局を通じて東北教区被災者支援センターエマオに移動期間を含めて5月7日から12日までの6日間の行程でした。実際のワークは5月8日から11日までの4日間で、若林区の七郷というところで行いました。
 ワーク内容は畑の石ころや雑草を取ることでした。ずっとしゃがんでする作業でしたので腰に少し負担がありました。1日だけ仮設住宅にお伺いし、ラジオ体操を一緒にした後、コーヒーを飲みながら雑談をしました。ボランティアの注意事項として、興味本位に写真を撮ったり、話しかけたりしないようにということでしたので、もっぱら聞き役に徹しました。
 七郷地区はまだましな方で津波は1メートル50センチ位の高さで、木材片や単車、車などの瓦礫に覆われ、後片付けは大変だったそうです。そこから車で5分くらいの所が海水浴場の荒浜というところです。ここは10メートル位の津波が押し寄せたそうで、家屋は1件も残っておらず、未だにひしゃげたガソリンスタンドがぽつんと建っていました。
 5月11日は14回目の記念日で午後2時46分にボランティアの方々と荒浜の海岸で黙祷とお祈りを捧げました。
 連休期間中は最高90名のボランティアの方が集まったそうですが、私が行った時は10名に満たない状況でした。復興はまだまだこれからという状態ですので、また行きたいと思っています。