2016年5月30日月曜日

20160529皐月

今週は「皐月(サツキ)」、ツツジ科ツツジ属の植物で渓流沿いの岩肌などに自生しており、日本原産の植物です。皐月はサツキツツジとも呼ばれており、ツツジと大変よく似ていますが、別の種類です。ツツジは葉が大きくて4月から5月初旬頃咲くのに対し、皐月は葉が小さくて5月下旬から6月頃咲き出します。名前の由来も旧暦の皐月(5月)頃咲くことから来ています。葉っぱや花が小ぶりのため、盆栽としても好まれています。花言葉は「節約」「貞淑」「節制」など、渓流で耐えて咲いているイメージから来ています。
 5月も終わり今週水曜日から6月を迎えます。田植えも終わり、水をたたえた田圃ではカエルの鳴き声がうるさいほどになってきました。間もなく梅雨のシーズンがやって来ますが、今年は日本近海でまだ一つも台風が発生していない様です。このような年は、梅雨時に大雨が降ると言う統計もあるそうですから少し心配です。

2016年5月22日日曜日

20160522卯の花

今週は「卯の花」、アジサイ科ウツギ属の落葉低木で、空木(ウツギ)が正式名称です。茎や根の中心部が空洞になっていることから名付けられ、最初の一文字を取ってうの花と呼ばれたという説と卯月(旧暦の4月)の頃に咲くことから名付けられたという説があります。牧師館の北側フェンス沿いに白い花がたくさん咲いています。見た目が雪のように白いことから、別名「雪見草」とも言います。花言葉は「謙虚」「古風」「秘密」など。
 連日、暑い日が続いています。京都では今日30度を超え真夏日でした。 明日はもっと暑くなるようです。近畿の梅雨入りはもう少し先のようですが、こう暑いと雨が恋しくなります。紫外線も強いので日焼け止め対策と熱中症予防に気を付けたいものです。

2016年5月16日月曜日

20160515ジャスミン

今週は「ジャスミン」、モクセイ科ソケイ属植物の総称で、アジア・アフリカの熱帯・亜熱帯地方が原産地です。名前はペルシャ語のヤースミーン(神からの贈り物)から来ており、女性の名前によく使われています。香りの王はジャスミン、香りの女王はバラと言われるほど香りが強く、香水やジャスミン茶の原料となっています。会堂ホール側北側フェンス沿い背丈ほどの高さの所にたくさん白い花が咲いています。花言葉は「愛想のよい」「優美」「愛らしさ」など。
 5月も中旬に入り、今週金曜日の20日は24節気の小満を迎えます。万物が成長して一定の大きさに育つ頃という意味があります。新入園児のお子さんも園生活にすっかり慣れた頃と思います。5月は末の娘が結婚1年目を迎え、紙婚式でしたが、私は結婚40周年を迎えました。25年が銀婚式、50年目が金婚式というのは知っていましたが、40年目はルビー婚式と言うそうです。これからも一日一日を大切に元気に過ごして行きたいものです。

2016年5月8日日曜日

20160508アメリカフウロ

今週の花は「アメリカフウロ」、フウロソウ科フウロソウ属の花で北アメリカ原産の帰化植物です。雑草の一種で日本各地の道端にたくさん咲いています。背丈は20センチ位で1センチ程度の淡いピンク色の小さな花を咲かせます。教会玄関にあるポストの下あたりに咲いています。アップにすると各花びらに3本の筋があるのが分かります。先週放映された朝ドラの中でゲラニウム・カロリニアヌムという名前で登場した花の和名で、日本では牧野富太郎博士が京都で最初に発見しました。花言葉は「誰か私に気付いて」となっているほど目立たない花です。
 今日でゴールデンウィークが終り、休み疲れを覚えている方も多いことと思います。明日から普段の生活に戻りますが、暫くはペースが戻らず何となく気怠さを感じ、そのまま五月病になってしまう方があるかもしれませんね。今日は母の日です。各家庭でお母さんにカーネーションやプレゼントを贈ったり、食事に出かけた方もあることと思います。母の日はアメリカから日本に持ち込まれた行事ですが、「父と母を敬いなさい」という聖書のみ言葉を実践するために一人の女性が白いカーネーションを教会に来られた方に配ったことから広まったということはあまり知られていません。世界中のお母さんの上に主の豊かな祝福がありますようお祈りします。

2016年5月1日日曜日

20160501くさそてつ

今週は「くさそてつ」、イワデンダ科又はオシダ科クサソテツ属の夏緑性多年草で日本各地や北米北東部に自生しています。漢字で書くと「草蘇鉄」で、茎や葉が蘇鉄に似ている草本ということから名付けられました。牧師館の玄関前にあり、鮮やかな緑が印象的です。写真は葉っぱが大きく育って観葉植物の趣きですが、若芽は「こごみ」と呼ばれ、おひたしやサラダ、天婦羅など山菜として重宝されています。花言葉は「健常」。
 4月も終わり今日から5月に入りました。ゴールデンウィークの真っただ中で行楽地はさぞ混んでいることと思います。先月発生した熊本地方の地震で多くの方が被災され、家も倒壊や半壊などで自宅に戻れず、避難生活を余儀なくされています。連休どころではないと思いますが、この期間を利用して少しずつでも復興に向かわれることを祈っております。