2016年2月29日月曜日

20160228ミモザ

今週の花は「ミモザ」、マメ科オジギソウ属の総称で、写真の花は教会案内板北側の会堂と道路に挟まれた所に咲いています。房アカシアや銀葉アカシアの俗称で、イギリスでは房アカシアの切り花をミモザと呼んだことから来ています。小さくて黄色い丸い花がぎっしり連なっており、ミモザサラダは卵の黄身をこまかく一杯振りかけた様子が同じイメージを与えることから来ています。花言葉は「秘密の恋」「友情」など。
 2月も今日で終ります。今年はうるう年で29日があり、一日得したような、また損したような感じがします。今週の土曜日には24節気の啓蟄を迎えます。大地が温まり冬眠をしていた虫たちが穴から出てくる頃という意味があり、春本番となります。この頃にはスギ花粉も大量に発生し、花粉症の方には辛い季節になります。私は幸い花粉症ではありませんが、突然なるそうですので気を付けたいものです。

2016年2月22日月曜日

20160221白梅

今週は「白梅」、バラ科サクラ属の落葉高木で写真の木は其枝幼稚園台所の前にあります。中国原産で奈良時代に日本に持ち込まれました。万葉集の頃には白梅に人気があり、萩に次いで梅が百首以上読まれており、平安時代には紅梅がもてはやされたようです。梅干しに使われる実は白梅から採れます。梅の字には母の漢字が含まれており、中国ではつわりの時に梅を食べる習慣があるそうです。梅の花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」などですが、白梅の花言葉は「気品」「澄んだ心」などです。
 先週の19日は24節気の「雨水」、降ってくるのが雪ではなく雨に変わり、雪解けが始まる頃という意味があります。14日は京都では20度を超える気温を記録しましたが、また寒さがぶり返しました。インフルエンザも流行っており、手洗いやうがいが欠かせません。
 教会は70周年の記念礼拝と感謝会を無事に終え、新しい歩みを始めました。主の導きにより新しい方をお迎えすることができるよう祈りたいと思います。

2016年2月15日月曜日

20160214まんさく

今週の花は「まんさく」、マンサク科マンサク属の落葉小高木で牧師館の前庭に黄色いひも状の花が咲いています。まず咲くが東北地方で訛って「まんさく」になったと言われているとおり、春を告げる花の一つです。また花がたくさん付くので豊年満作からきたとも言われています。漢字では「満作」や「万作」と書きます。赤く見えているのはがくです。創立70周年の記念品として配られた栞にもまんさくが描かれていました。花言葉は「幸福の再来」「霊感」「ひらめき」など。
 昨日は京都復興教会創立70周年の記念礼拝と感謝会が行われました。感謝会ではオルガン演奏やコーラス、オルガンとピアノの二重奏などが行われ楽しいひと時を過ごしました。創立者の緒形牧師をはじめ創立に携われた多くの信徒の方は既に天に召されましたが、私たちは信仰を継承しこれから後も教会を維持発展させていく必要があります。70周年記念として設置された教会の鐘が日曜日に鳴らされることになり、教会から福音が鳴り響くようにと祈ります。

2016年2月8日月曜日

20160207福寿草

今週の花は「福寿草」、キンポウゲ科の多年草で春を告げる花のひとつ、別名「元日草」という名の通り1月1日の誕生花ともなっています。其枝会館庭にある梅の根元に小さくて黄色い花がたくさん咲いています。春植物の一つで、春に花が咲き夏までに光合成を行なって栄養分を蓄え、それ以降は地下でじっと春を待つ植物で、他にはイチリンソウやカタクリなどがあります。綺麗な花ですが根には強い毒があるので気を付ける必要があります。花言葉は「永久の幸福」「思い出」「幸せを招く」など。
 先週の4日は24節気の「立春」で、暦の上では春に入り、この日から立夏(今年は5月5日)までが春となります。なお寒さは立春が底で挨拶も余寒や残寒という言葉が用いられます。教会は創立70周年の記念月を迎えました。来週14日には記念礼拝が持たれ、記念誌も発行されることになっています。創立当時は暖房施設もないため木を燃やしたり、皆で炭を持ち寄って暖を取っていたことなどを聞くと、エアコンが完備された会堂で礼拝を守る事ができる幸せを感謝せずにはおられません。

2016年2月1日月曜日

20160131わびすけ

今週の花は「わびすけ」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、ツバキの種類は世界に数千あると言われています。その中で「わびすけ」と呼ばれるのは二つの特徴を持った種類で、一つは「ウラクツバキ」の種類であること、二つ目は「葯」が退化して花粉を作らないことですが、見分けるのは難しいようです。写真の花は「クロワビスケ」という種類だと思われますが、花粉があるので正式には「わびすけ」ではないようです。花言葉は「控えめ」「静かな趣」「簡素」など。茶花としてぴったりの花言葉です。
 今日から2月に入りました。先週の猛烈な寒さも過ぎ、また暖冬に戻ったような暖かさです。教会は創立70周年の月を迎えました。14日には記念礼拝が予定され、記念誌が配付されることとなっています。戦後間もない不自由な時代に教会を建てられ、信仰を守って来られた先達の方々を忍び、これからの教会の歩みを力強く進めるための一歩にしたいものです。