2014年1月26日日曜日

20140126万両

今週は「万両」、境内のあちこちに咲いていますが、写真の万両は其枝会館玄関前にあります。名前から正月の縁起物とされています。ヤブコウジ科の常緑低小木で万両より小さくて実が少ない「百両」「十両」なども同じ種類ですが、「千両」はセンリョウ科になります。「千両」は葉の上に実がつくため鳥などに食べられてしまうのに対し、「万両」は葉っぱの下に実がなるので食べられずにたくさん実が残るためこのように名付けられたようです。万両の花は7月から8月頃、白い花を咲かせます。花言葉は「寿ぎ」「陰徳」「徳ある人」など。
 今週で1月も終わります。昨日今日と寒さが少し和らぎましたが、明日からはまた厳しい寒さが戻ってくるようです。インフルエンザだけでなくノロウィルスによる感染も広まっています。うがいをしたり手を良く洗って、体調に気をつけたいものです。

2014年1月19日日曜日

20140119ろう梅

今週の花は「ろう梅」、牧師館の前や其枝会館の庭に何本か咲いています。写真は其枝会館のろう梅です。「ろう梅」は漢字では「蝋梅」と書き、蝋細工の梅に似た花から名前が付いたようですが、梅とは別の種類です。1月から2月頃に咲いて、とても良い香りがする花です。学名はギリシャ語で冬の花を意味します。花言葉は「先導」「先見」「慈愛」「優しい心」など、年の初めに先駆けて咲くことや、人の心を癒すような香りから来たのでしょうか。
 今日は朝起きると雪化粧でした。3センチほどの雪が積もり、近所の子どもたちが雪だるまを作っていました。明日は24節気の最後「大寒」、1年中で一番寒い時期です。 雪国では例年以上に雪が積もり、雪かきなど大変なようです。この寒さを乗り越えるとやがて春が来ます。忍耐強く待ちたいものです。

2014年1月12日日曜日

20140112せんだんの実

今週は「せんだんの実」、「せんだん」は漢字では「栴檀」、教会の木は見上げるほどの高さがあり、花が咲く5月から6月頃には近隣からも見学に来られるほど美しい姿を表します。葉っぱが散った後は2センチほどの実がたくさんなっています。淡い黄色をした実は太陽に照らされると木全体がキラキラと輝いています。この実には毒が含まれており、食べることはできません。「栴檀は双葉より芳しい」ということわざの栴檀は「白壇」を指しているそうで、花言葉は「意見の相違」とその威容とは似つかわしくない花言葉です。
 明日は成人の日、それに先がけて今日は礼拝の中で成人祝福式が行われました。其枝幼稚園を卒園した園児のうち今年成人を迎えられる方々が招待され、今年は7名の方が祝福を受けられました。礼拝後は同窓会が行われ、当時の先生方を囲んで楽しい時を過ごされたことと思います。
 この冬一番の寒波が来ています。寒さに負けないよう暖かくして過ごしたいものです。

2014年1月5日日曜日

20150105水仙

今週の花は「水仙」、写真の花は「ニホンズイセン」で会堂牧師室の窓際に咲いています。水仙はヒガンバナ科スイセン属の多年草球根植物で花は12月から2月頃に咲きます。球根には毒があり食べると危険です。原産地は地中海で室町時代に中国を経由して日本に来たようです。福井県の花になっています。学名はナルシストの語源となったギリシャ神話の美少年ナルキッソスから来ており、花言葉も「うむぼれ」「自己愛」「エゴイズム」など。
 2014年を迎えました。 今年が皆さんにとって良い年となりますようお祈りします。京都復興教会の今年の聖句は「再び心を励まし、なお待ち望む。」(哀歌3章21節)です。そして、聖句は「主の慈しみは決して絶えない。主の憐れみは決して尽きない。それは朝ごとに新たになる。」と続きます。
 今日は24節気の「小寒」、寒の入りとなり一段と寒さが厳しくなる季節です。挨拶も寒中お見舞いとなります。風邪などを召しませぬようご自愛ください。