2015年4月27日月曜日

20150426なるこゆり

今週の花は「なるこゆり」、ユリ科アマドコロ属の多年生草本で、其枝会館庭の縁側近くに咲いています。東アジアに広く分布しており、4月から5月にかけて2センチくらいの緑白色の花が垂れ下がって付きます。写真の花は二つしかありませんが、茎にたくさんの花が並んで付き、それが鳴子(長い縄に板と竹を結びつけて沢山並べてぶら下げ、揺らすと音がするようにした道具)に似ていることから名付けられました。葉っぱは笹の葉に似た形をしています。花言葉は「懐かしい音」「元気を出して」「心の痛みを判る人」など。
 4月29日は今は「昭和の日」として休日ですが、元は昭和天皇の誕生日で「天皇誕生日」の休日でした。昭和天皇が亡くなられてからは「みどりの日」として休日となり、2007(平成19)年からは「昭和の日」と改められ、「みどりの日」は5月4日に移されました。色々ややこしい経緯はありましたが、今年も4月29日からゴールデンウィークが始まります。行楽地は混雑するので、家や近場でのんびり過ごしたいと思います。

2015年4月20日月曜日

20150419白山吹

今週の花は「白山吹」、バラ科シロヤマブキ属の落葉低木で、シオンの大路(教会入口から駐車場に至る自動車道)の中ほどにある1メートルくらいの高さの木に白い花をたくさんつけています。葉っぱは卵型で先が尖っており、葉脈がしわのように見え、縁はギザギザしています。葉っぱに隠れて見えにくいですが、黒い果実が4つずつ付いているのも見えます。良く似た花に「山吹」がありますが、こちらはバラ科ヤマブキ属で普通は黄色い花が咲きますが、白花を咲かせる種類もあります。花弁も白山吹は4枚で、山吹は5枚です。花言葉は「気品」「細心の注意」など、気品は白くて清楚な花の特徴から来ており、細心の注意は白花山吹との違いを見分けるようにという意味でしょうか。
 今日(20日)は24節気の「穀雨」、田畑の準備が整い穀物の成長を助ける雨が降る頃という意味があります。しかし、このところ雨ばかり降っており、降り過ぎという感じがします。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言う通り、自然界に悪影響が出ないことを祈ります。次の24節気は「立夏」、季節の移り変わりは早いですね。

2015年4月13日月曜日

20150412踊子草

今週の花は「踊子草」、シソ科オドリコソウ属の多年草で野山や野原など半日陰になるような場所に咲く花で、牧師館前の庭の地面に近いところに生えています。教会に咲いている花は白色ですが、淡い紫色の種類もあります。花の形は唇形で花の付き方が笠をかぶった踊り子がたくさん踊っているように見えることから名が付きました。若葉は紫蘇に似ており、向かい合って生え、葉の先は尖がっており縁はのこぎりのようにギザギザしています。葉っぱの方が目立ちますが、白い花が葉の隙間から見えます。花言葉は「快活」「陽気」「愛嬌」「春の幸せ」など。
 先週、24節気の清明を迎えました。 万物がすがすがしく明るく美しい頃という意味ですが、大気が不安定で寒くなったり、雨が降ったりで全然すがすがしく感じることはできませんね。それでも新しく社会人になった方や新入生、新入園児にとっては毎日が新鮮で心も弾んでいることと思います。一日一日が良い日でありますようお祈りします。

2015年4月5日日曜日

20150405山桜

今週の花は「山桜」、バラ科サクラ属の落葉高木で、駐輪場の所に咲いています。隣にある「せんだん」の木ほど高くはありませんが、5メートルほどもある大きな木です。ソメイヨシノに比べると白っぽい花色で、葉っぱと花が同時に付きます。日本の野生の代表的な桜で寿命が長く大木となります。開花時期は木によって異なるので、ソメイヨシノのように一斉に咲いて一斉に散ることはありません。吉野の桜は山桜の種類なので、長い間花見を楽しむことができます。大津市の花になっているようです。花言葉は「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」など。
 今日は雨が降っていましたが、イースター礼拝には教会員をはじめ既に天に召された方のご遺族もたくさん集われました。礼拝の中では若い男性の方の洗礼式が行われ一同喜びに満たされました。礼拝後、昨年暮れに天に召された一人の姉妹の納骨式が厳かなうちに執り行われました。復活の丘(納骨堂)が開放され、それぞれ展墓されて懐かしい方に寄り添うひと時を過ごされました。