2017年2月27日月曜日

20170226クレソン

今週は「クレソン」、アブラナ科オランダガラシ属の多年草で日本名は「オランダガラシ」と呼ばれています。ステーキやハンバーグなどの肉料理の付け合わせとして良く出てくるハーブの一種で、初春から5月頃の葉が用いられます。独特の苦みや風味があります。ヨーロッパが原産地で日本には明治初期に在留外国人のための野菜として持ち込まれて広まったようです。英語名で「ウォータークレス」という位、川や沼地、溝など水がたくさんあるところに成長します。繁殖力が強く、茎を水につけておくと根が出てきます。初夏に白い花が咲きますが、この頃には葉が固くなって食用には向きません。花言葉は「安定」「不屈の力」など。
 今週の火曜日で2月も終わります。今年の冬は本当に寒い日が多かったように感じます。3月を迎えると何となく気分も明るくなります。これは気温が暖かくなり、今まで寒くて縮こまっていた体が少し動けるようになってきたからかもしれません。一方で、3月11日という東日本大震災が起こった日を迎えます。6年前の記憶はだんだん薄れてくるかもしれませんが、今なお苦しんでおられる方があることを決して忘れてはいけない月でもあります。

2017年2月19日日曜日

20170219白梅

今週の花は「白梅」、バラ科サクラ属の落葉高木で、2月から4月頃に5枚の花弁をもった白い花びらを咲かせます。其枝幼稚園の西側台所前にあり、幹は老木のためかなり弱っているような感じを受けますが、たくさんの蕾がなっておりこれから満開になると付近が明るくなったように感じると思います。1月22日に早梅として同じく其枝幼稚園の事務室前にある寒紅梅を紹介しましたが、それを追いかけるように白梅が咲き始めています。赤い梅の花言葉は「優雅」、ピンク色の梅は「清らか」に対し、白梅の花言葉は「気品」「忍耐」など、色によって印象が異なるようです。
 先々週の猛烈な寒波が最後かと思っていましたら、少し勢力は落ちますが厳しい寒波がまたやって来ました。しかし、日差しは春を感じるようになり、太陽さえ出ていれば暖かさを感じます。インフルエンザの流行も峠を過ぎたようです。関西では東大寺二月堂のお水取りが終らないと春は来ないと言われていますので、春がやって来たと思えるのはやはり3月中旬ころになりそうです。

2017年2月13日月曜日

20170212福寿草

今週の花は「福寿草」、キンポウゲ科の多年草で別名「元日草」、春を告げるおめでたい花です。其枝会館の庭に黄色い花がたくさん咲いています。学名は「アドニス・アムレンシス」、アドニスはギリシャ神話に出てくる青年の名でイノシシの牙に突かれて赤い血を流して死んだことに由来します。ギリシャでは赤い花が咲くようです。アムレンシスは中国北東部のアムール川流域と言う意味です。花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」、ヨーロッパでは学名に因んで「悲しい思い出」となっています。
 先週の金曜日から猛烈な寒波がやって来ました。京都市内では予報より少ない雪でしたが、気温が低くて体調を崩す人も出ています。鳥取や城崎、舞鶴など日本海側は大量の雪が降って交通機関や日常生活に影響が出ています。今冬、最後の寒波かもしれません。
 昨日、教会では創立71周年記念日礼拝をまもりました。創立当初の第1回礼拝は牧師と4人の信徒でしたが、昨日は約70名の方が出席されました。これからも主イエスキリストを証しする教会として一歩ずつ歩んで行きたいものです。

2017年2月5日日曜日

20170205桃色侘助

今週の花は「桃色侘助」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、昨年12月11日に白い花の侘助椿を紹介しましたが、その近くの其枝会館庭の隅っこに「桃色侘助」が咲いています。花の色は紅色に近く3センチから5センチ程度の小ぶりの花がたくさん咲いています。ツバキは1000種類以上もあり、紅侘助という種類もあるので、なかなか素人には見分けは付きません。ツバキの花言葉は「控えめな優しさ」「誇り」などですが、侘助の花言葉は「控えめ」「簡素」「静かなおもむき」など。
 毎年2月の第2日曜日は京都復興教会の創立記念日を記念して礼拝を守っており、今年は創立71周年を迎えます。昨年の70周年には、京都復興教会の創立から現在までの歩みや其枝幼稚園の歴史と共に京都復興教会につながりのある方々の証しなどを「70年誌」として発行しました。それから早や一年が経とうとしています。先達が歩んでこられたように、私たちも京都復興教会で聖日礼拝を守り、イエスキリストに従い、証しする者としてこれから一歩一歩歩んで行きたいものです。