2016年12月26日月曜日

20161225薩摩杉

今週は「薩摩杉」、ヒノキ科スギ属の常緑針葉樹で幼稚園舎北側フェンス沿いに何本かあります。屋久島の縄文杉などで有名な「屋久杉」の別名です。屋久杉というと樹齢千年を超える本屋久杉と呼ばれるものをイメージしますが、それ以外にも小杉と呼ばれる樹齢千年以下のものや盆栽で愛好されているものもあります。葉が少し青みがかっており、クリスマスに欠かせないリースの材料として良く用いられており、教会のリースもこの薩摩杉が使われています。花は4月頃咲きます。花言葉は「雄大」「堅固」など。
 24日のキャンドルサーヴィスには100名を超える方が京都復興教会に集って下さり、イエスキリストの誕生をお祝いしました。ローソクの灯りのもと、聖書の御言葉の朗読と賛美歌の合唱という極めてシンプルな構成ですが、厳かな雰囲気の中、心静かに過ごすことができました。引続きホールでティータイムが持たれ、たくさん賛美歌を歌った後の喉の渇きを潤すとともに歓談の時を持つことができました。
 25日のクリスマス礼拝にも100名を超える方が出席されました。クリスマスはイエスキリストの誕生をお祝いする日ですので、イエスキリストを主役とする教会でお祝いするのが一番ふさわしいのではないでしょうか。

2016年12月19日月曜日

20161218白実万両

今週は「白実万両」、ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低小木で秋から冬に実を付けます。日本など東アジアやインドが原産地で良く見かけるのは赤い実ですが、写真の通り白い実を付ける種類もあります。良く似た植物に千両、百両、十両がありますが、百両、十両は同じヤブコウジ科で千両はセンリョウ科の植物です。実の多さが名前の由来になっています。夏に1センチほどの小さな白い花を咲かせます。駐輪場入口手前の柵の内側にあり、あまり目立ちませんので探して見つけて下さい。花言葉は「寿ぎ」「財産」「慶祝」など。
 今週は21日に冬至を迎えます。この日を境に長かった夜もこれからはだんだん短くなっていきます。アドベント(待降節)も第4週を迎え、次週はクリスマスを迎えます。今年は25日が日曜日に当たり、世界中でイエスキリストの生誕を感謝する礼拝が捧げられます。前日のクリスマスイブには当教会でキャンドルサーヴィス(燭火礼拝)も行われます。クリスマスは是非教会にお越しいただき、共にイエスキリストの誕生をお祝したいと願っております。

2016年12月12日月曜日

20161211侘助椿

今週の花は「侘助椿」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹でその中の一品種です。侘助椿の定義は難しく、ウラクツバキから派生し、葯(雌しべの先端にある花粉を作る器官)を持たないものを指します。花は小ぶりで色は白やピンク、赤などがあります。2012年12月30日にも紹介していますが、其枝会館の庭の一番奥に咲いています。千利休に愛された花として有名で、お茶席によく飾られます。花言葉は「控えめ」「静かな趣」「簡素」など。
 アドベント(待降節)も第3週を迎えました。教会では高嶺会のクリスマス会が行われ、幼稚園母の会のクリスマス会も既に終わりました。20日には幼稚園のクリスマスページェントが予定されています。24日には教会のキャンドルサーヴィス、、25日にはクリスマス礼拝が行われることになっています。この世の希望の光として来て下さったイエスキリストの生誕を皆さんと一緒に心からお祝いしたいと思います。

2016年12月5日月曜日

20161204セコイア

 今週の植物は「セコイア」、スギ科セコイア属の常緑針葉樹で、教会玄関にあります。ちょうどアドベント(待降節)を迎え、クリスマスツリーとして赤、緑、金色などの球が飾り付けられ、暗くなると電飾が点滅します。礼拝堂の屋根よりも高くそびえ立っていますが、この木は背が高くなるので有名で、世界中で一番から三番までの高い木はアメリカカリフォニア州にあるセコイアで100メートルを超える高さだそうです。教会のセコイアもまだまだ成長して巨木になるかもしれません。2006年(平成18年)に旧会堂が取り壊され、現在の新会堂が建つまでは、2本の大きなメタセコイアの木がシンボルとしてそびえ立っていましたが、今はこのセコイアの木が其枝幼稚園の園児達や信徒を見守っています。4月から5月頃に枝先に花が咲きます。花言葉は「不変」など。
 12月も第2週に入り、7日には24節気の大雪を迎えます。雪が激しく降り始める頃という意味があります。東京では11月下旬に54年振りの初雪を観察し、観測史上初の積雪がありました。京都ではまだ雪は降っていませんが、朝晩は本当に寒くなってきました。インフルエンザも流行の兆しがありますので、気を付けたいものです。