2012年5月14日月曜日

ボランティア

教会員の緒方と申します。
 東日本大震災及び大津波により被害を受けた仙台にボランティアに行ってきましたので、簡単に報告します。
 京都教区ボランティア派遣事務局を通じて東北教区被災者支援センターエマオに移動期間を含めて5月7日から12日までの6日間の行程でした。実際のワークは5月8日から11日までの4日間で、若林区の七郷というところで行いました。
 ワーク内容は畑の石ころや雑草を取ることでした。ずっとしゃがんでする作業でしたので腰に少し負担がありました。1日だけ仮設住宅にお伺いし、ラジオ体操を一緒にした後、コーヒーを飲みながら雑談をしました。ボランティアの注意事項として、興味本位に写真を撮ったり、話しかけたりしないようにということでしたので、もっぱら聞き役に徹しました。
 七郷地区はまだましな方で津波は1メートル50センチ位の高さで、木材片や単車、車などの瓦礫に覆われ、後片付けは大変だったそうです。そこから車で5分くらいの所が海水浴場の荒浜というところです。ここは10メートル位の津波が押し寄せたそうで、家屋は1件も残っておらず、未だにひしゃげたガソリンスタンドがぽつんと建っていました。
 5月11日は14回目の記念日で午後2時46分にボランティアの方々と荒浜の海岸で黙祷とお祈りを捧げました。
 連休期間中は最高90名のボランティアの方が集まったそうですが、私が行った時は10名に満たない状況でした。復興はまだまだこれからという状態ですので、また行きたいと思っています。

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