教会員の緒方です。
5月20日の午後は、其枝幼稚園の後援会総会があり、その中で洛和会音羽記念病院緩和ケア科医師の方から、「限りある『生命』に向き合い永遠の『いのち』を想う~ホスピス・緩和ケアの現場から~」と題して講演会がありました。長年ホスピス・緩和ケアに携わってこられた立場から有意義な話をお伺いでき、とても参考になりました。現在は3人に1人が癌で亡くなっているそうで、緩和ケアでは宗教家、ボランティア、セラピストなども含めたチームで、癌によるいろいろな苦痛を和らげることにより、その人がその人らしく生きていくことを援助することを目指していること、その人がその人らしく生きていくためにはいのちの井戸水(Sprituality)を呼び覚まし、人生の意味を見出し死への恐怖をなくしていくことなどを手助けしているとのことでした。生命(せいめい)は有限だが「いのち」は無限であると聖書に通ずるお話をお聞きして、クリスチャンとしての信仰に基づいて患者さんと真摯に向き合っておられることが良く分かりました。
5月21日は我が家からも金環日食が良く見えました。天気予報は曇りでしたが、3階に上がってみるとほとんど雲は無く、くっきりと金環日食を観察できました。次はもう生きて見ることができないと思うと、今回、妻と二人揃って見ることができたことは本当に幸せだと思います。
ところで、5月20日週報に掲載された時季の花は「とちの花」でした。牧師館前にある「とちの木」は隣の「せんだんの木」と比べても負けないくらい大きな木です。上の方にベージュ色をした花がたくさん咲いています。幼稚園の方から見ると良く見えます。「栃の木」は栃木県の県木です。因みに京都府の木は「北山杉」、花は「しだれ桜」だそうです。
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