2018年4月30日月曜日

20180429はこね空木

今週の花は「はこね空木(うつぎ)」、スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。日本固有種で5月から6月頃花を付けます。箱根という名が付いていますが、箱根には少ししか自生していないようです。良く似た花に二色空木や谷空木などがあり、はこね空木が海岸近くに自生していたのに対し、二色空木は山地に、谷空木は谷間に多く自生していました。今では庭木として親しまれており、いずれも最初、花の色は白色でだんだん赤みが増していき、紅色になります。空木という名は茎の中が空洞になっていることから来ています。
其枝幼稚園北側出入口を出て右側フェンス沿いに端っこまで行った所に2メートルを超える高さの木がはこね空木です。
花言葉は「移り気」、花の色が白からピンク、紅色と移り変わって行く様子から来ています。

2018年4月22日日曜日

20180422黄れんげつつじ

今週の花は「黄れんげつつじ」、ツツジ科ツツジ属の落葉性低木です。原産地は日本や中国です。レンゲツツジは赤やオレンジ色をしており、毒があり放牧地で牛馬がこの植物を食べないことから大群落となってまるで蓮華畑のように見えることから名付けられました。同じ種類で花の色が黄色のものを「黄れんげつつじ」と呼びます。4月中旬から5月中旬に花を咲かせます。
 教会の方から其枝幼稚園出入口を入ったすぐ左側にあり、黄色い花がたくさん咲いています。
 黄レンゲツツジの花言葉は「堅実」、また、レンゲツツジの花言葉は「情熱」「溢れる向上心」となっています。

2018年4月16日月曜日

20180415霧島つつじ

今週の花は「霧島つつじ」、ツツジ科ツツジ属の常緑低木です。霧島という名が付いているのは鹿児島の霧島山中に自生していたツツジを江戸時代初期に江戸に移植して広まったことから来ています。花弁が普通のツツジより小ぶりで色も濃い紅色をしています。長岡天満宮にある霧島ツツジが有名で長岡京市の天然記念物に指定されているようです。
 其枝幼稚園園庭にある掲示板の横、プールの前あたりにあり、これからどんどん花が増えていくことと思います。
 ツツジの花言葉は「節度」、花の色によって赤は「恋の喜び」、白は「初恋」となっており、紅色の花が咲く霧島つつじの花言葉は「燃え上がる愛」となっています。

2018年4月8日日曜日

20180408えびね

今週の花は「えびね」、ラン科エビネ属の多年草です。野生のランで「ジエビネ」「ヤブエビネ」とも呼ばれます。地下の茎と根の様子がエビ(海老)の頭の形に似ていることから名付けられました。日本原産で北海道から沖縄まで分布していますが、準絶滅危惧種に指定されており珍しい植物の一つです。30~40センチくらいの高さの茎にツートンカラーの小さな花が4月から5月にかけて咲きます。
牧師館の玄関横にある花壇(幼稚園側)にひっそりと咲いています。
花言葉は「謙虚」「誠実」「真実」などです。

2018年4月2日月曜日

20180401乙女椿

今週の花は「乙女椿」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で3月下旬から5月頃、大きいもので7~8センチ位の八重でピンク色の花を咲かせます。写真のように花弁が幾何学模様で美しく整った形をしています。ユキツバキ系の品種で江戸時代から栽培されているようです。日本が原産地で、ツバキの学名にはイエズス会の宣教師カメルさんの名前が付いています。
駐輪場の幼稚園側に2メートルくらいの木にきれいなピンク色の花がたくさん咲いています。
ツバキの花言葉は「理想の愛」「謙遜」「誇り」などですが、乙女椿の花言葉は「控えめな美」「控えめな愛」となっています。