2016年1月25日月曜日

20160124スノードロップ

今週の花は「スノードロップ」、ヒガンバナ科ガランサス属の総称で待雪草(まつゆきそう)という別名があります。球根で増え、普通は春を告げる花で3月頃咲きますが、今年は1月下旬から咲き始めました。アダムとイブが楽園を追い出されて困っていた時に、降ってきた雪を天使がスノードロップの花に変えたという話が伝えられています。教会の入口を入った直ぐの石塀添いに地面から20センチ位の低い所に今は二つ乳白色の花が咲いています。2013年3月4日の本ブログでも紹介していますが、この時はたくさんの花が見られます。花言葉は「希望」「慰め」「楽しい予告」など。
 今週は西日本に過去最大級の寒波がやって来ており、非常に寒い日々が続いています。奄美大島では115年振りに、沖縄では39年振りに雪が降ったようです。
幸い、京都市内では雪は降っていませんが、バケツの水が完全に凍ってしまい、7センチ位の厚さになっていました。私が子どもの頃は池の水が全面凍り付き、50メートル位の幅を端から端まで歩いて渡った記憶がありますので、まだまだ大したことはないと思ってしまいます。しばらく寒さが続くようですので、風邪などひかないよう気を付けたいものです。

2016年1月18日月曜日

20160117うめ

今週の花は「うめ」、バラ科サクラ属の落葉高木で中国原産の花です。中国でも「梅」と書き、字音の「めい」が転じて「うめ」と読むようになったと言われています。花は1月中旬から3月頃まで咲き、色は紅色やピンクの他に白もあります。桜と同じように先に花が咲き、花が散ってから葉が出てきますが、桜と違って梅の花はゆっくりと咲きゆっくりと散っていきます。梅雨という言葉がありますが、これは梅の実が付く頃に降る雨という意味です。幼稚園の事務室前に咲いています。花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」など。
 6日の小寒から寒の入りとなり、今週21日の大寒まで暦の上では一番寒い時期を迎えています。今年は暖冬で雪も少なくてスキー場は困っていたようですが、今日は全国的に寒くなり関東地方でも雪のため交通機関が混乱しているようです。京都でも明日は雪が降るという予報が出ています。寒さと共にインフルエンザも流行っているようですので、気を付けたいものです。

2016年1月10日日曜日

20160110蘇鉄

今週は「蘇鉄」、裸子植物ソテツ科の常緑低木で南国ムードあふれる植物です。蘇鉄やイチョウなどの裸子植物は恐竜時代から生き残っている植物で、雌雄異株です。復活の丘(納骨堂)の斜面にあり、幼稚園児達の園庭で遊ぶ姿を見守り続けています。樹勢が弱った時に鉄分を与えると蘇えると言われていることから名前が付きました。茎は太くてたくましく、葉はたくさんの線状の小葉からなる羽根状の形をしており、葉先は鋭く尖って刺さると痛いです。蘇鉄の花は6月から7月頃咲きます。花言葉は「雄々しい」。
 今日は其枝幼稚園の卒園児で今年成人となられた方の同窓会があり9名の方が礼拝の中で祝福を受けられました。礼拝後、当時の先生方も集い、園舎で昼食を取りながら、楽しい思い出話に話が弾んだことと思います。この蘇鉄は、園庭で楽しく歓談している同窓生の様子も見守っていました。

2016年1月4日月曜日

20160103迎春花

今週の花は「迎春花」、中国原産のモクセイ科ソケイ属の花で旧正月から咲き始めるので迎春花と呼ばれており、日本では「黄梅(オウバイ)」と言います。黄色い梅に似た花ですが、梅はバラ科なので全然別の種類です。よく似た花に同じモクセイ科ソケイ属のウンナンソケイがありますが、こちらはヒマラヤ原産の常緑性で「オウバイモドキ」とも言います。写真の花はウンナンソケイで3月頃から咲き出す花ですが、幼稚園北側入り口の直ぐ側にあり正月から咲き始めました。花言葉は「恩恵」「優美」など。
 2016年は昨年の雪景色とは異なり穏やかな気候のもと迎える事が出来ました。暖冬でスキー場などは雪不足で困っておられるというニュースも聞こえてきます。過ぎたるはなお及ばざるが如しと言う通り、何事も急激な変化ではなく、ほどほどに進化していってほしいものです。今年一年が皆様にとって良い年でありますようお祈りします。