2019年5月26日日曜日

20190526うの花

今週の花は「うの花」、アジサイ科ウツギ属の落葉低木です。漢字で書くと「卯の花」、旧暦の卯月(現在の5月)頃に咲くことから名付けられました。また、本来は茎や根の中心が空洞になっていることから「ウツギ(空木)」と呼ばれ、その先頭の一文字を取って「うの花」と言われるようになりました。白い花が5月~6月頃、ふっくらとした塊りとなって咲くことから「雪見草」とも呼ばれています。
 牧師館の玄関から左に進んで其枝幼稚園に行く門の左手前に2メートル位の木があり、今は白い花が遠くから見ると雪が積もっているように見えるほどたくさん咲いています。
花言葉は「秘密」「古風」「風情」など。秘密は茎の中が空洞になっていることから、また、古風や風情は花のイメージから来ているようです。

2019年5月20日月曜日

20190519かきつばた

今週の花は「かきつばた」、アヤメ科アヤメ属の多年草です。いずれアヤメかカキツバタという言葉があるようにアヤメとよく似ていますが、アヤメは乾いた土の所に咲くのに対し、カキツバタは水生植物ですので湿地や水のある所に咲きます。原産地は日本、朝鮮半島から東シベリア地方です。
教会ホールを出た所にある池(ガリラヤ池と名付けられています)にたくさん花を咲かせています。
花言葉は「良い便り」「幸せが来る」「希望」など、万葉集で詠まれたカキツバタの歌やギリシャ神話に由来しているそうです。

2019年5月13日月曜日

20190512ジャーマンアイリス

 今週の花は「ジャーマンアイリス」、アヤメ科アヤメ属の多年草で、地中海地方が原産地です。ジャーマンはドイツ、アイリスはギリシャ語で虹を意味します。1800年代頃、ドイツやフランスで品種改良が行われ、その後、アメリカで多くの品種が生まれました。虹のように赤、ピンク、オレンジ、青、紫、白、黄など花の色は多彩で鮮やかですので非常に良く目立ちます。5月~6月頃開花します。アイリスの種類は200種ほどありますが、地植えで育てやすいのがジャーマンアイリスです。ジャーマンアイリスと名前が付いていますが、フランスの国花になっています。
駐車場の出入口近くにある花壇に咲いている黄色の大きな花と上の写真のように白と紫色のツートンカラーの花がジャーマンアイリスです。
花言葉は「情熱」「燃える思い」など、ギリシャ神話に由来しています。

2019年5月5日日曜日

20190505紫蘭

 今週の花は「紫蘭」、ラン科シラン属の宿根草で、日本、台湾、中国が原産地です。地生ランの一種で日なたの草原で良く見かけますが、野生のものは準絶滅危惧種に指定されています。良く見かける「紫蘭」は栽培種で日なただけでなく半日陰でも良く育ち、乾燥や過湿の環境にも耐えて育てやすい植物です。紫色の花を咲かせることから名前が付きました。4月中旬から6月初め頃まで花を咲かせます。
境内のあちこちに咲いており、写真の花は駐車場の北側、其枝会館玄関前近くにある花壇に群生している紫蘭です。高さが40~50センチ位の所に花が咲いており、葉っぱは幅が広くて縦筋がたくさん入っています。
花言葉は「あなたを忘れない」「薄れゆく愛」 「美しい姿」など、前の二つはヒヤシンスの花言葉と同じでギリシャ神話の悲劇の話から来ています。