2019年7月29日月曜日

20190728鹿の子ゆり

今週の花は「鹿の子ゆり」、ユリ科ユリ属の多年草です。名前は、鹿の子どもに見られるような斑点があることから名付けられました。日本、中国、台湾が原産地で、鹿児島の甑島(こしきしま)列島では鹿の子ゆりが群生しています。江戸時代にシーボルトによってヨーロッパにもたらされ、世界的に知られるようになりました。
教会から其枝幼稚園に向かう通路の右側、駐車場の手前に赤い斑点模様が入って下を向いて咲いている大きな白い百合の花が「鹿の子ゆり」です。
花言葉は「荘厳」「慈悲深さ」「上品」など、斑点が入った白い百合の印象から来ているようです。

2019年7月21日日曜日

20190721おにゆり

今週の花は「おにゆり」、ユリ科ユリ属の植物です。花の色がオレンジ色で黒っぽい斑点模様があり、赤鬼を連想させることから名前が付きました。中国、朝鮮半島、日本が原産地で、7月から8月頃、花が咲きます。20センチほどある花弁は反り返っており、下を向いて咲きます。「おにゆり」の球根はユリ根として食用になります。
写真の花は其枝会館北側の其枝幼稚園出入口付近にあり、「おにゆり」が群生しているのを見ることができます。牧師館の前庭にも色鮮やかな花があちこちで咲いています。
花言葉は「華麗」「陽気」など、花の形が華麗に踊る舞姫を思わせることや花の色が南国を思わせることから来ているようです。また、「賢者」というのもあり他の雑草と比べて一段高いところに咲くイメージから来ているようです。

2019年7月15日月曜日

20190714朝顔

今週の花は「朝顔」、ヒルガオ科サツマイモ属のツル性1年生植物です。種に下剤作用があり、奈良時代に中国から薬草として持ち込まれ、江戸時代から観賞用として親しまれるようになりました。夏を代表する花で、花の色は白、赤、ピンク、青、紫などがあり、大きさも色々な種類があります。名前の由来は、早朝に開花し昼には萎んでしまう様子を朝の美人の顔にたとえたと言われています。
其枝幼稚園の年中組前庭にあるプランターに植えられており、2階の滑り台の方までツルが伸びて、青紫色の花がたくさん咲いているのが見えます。
花言葉は「はかない恋」「固い絆」「愛情」など、すぐしぼんでしまうことやツルでしっかりと支柱につかまっていることなどから来ているようです。

2019年7月7日日曜日

20190707やぶかんぞう

今週の花は「やぶかんぞう」、ユリ科ワスレグサ属の多年草です。別名は「忘れ草」とも呼ばれ、蕾や新芽を食べると心配事を忘れてしまうほど美味しいことから来ています。7月~8月にかけてユリの花に似た大きなオレンジ色の八重の花を咲かせます。有史以前に中国から渡来しており、万葉集でも詠まれています。蕾には解熱の効能があり、葉や根には利尿の薬効があります。
教会出入口から入った道(教会ではシオンの大通りと呼んでいます)の右側や駐車場の北側など、境内のあちこちに色鮮やかな「やぶかんぞう」の花をみることができます。
花言葉は「憂いを忘れる」「悲しみを忘れる」など、「忘れ草」という別名に関係しているようです。