今週の花は「桧扇」、アヤメ科アヤメ属の多年草植物です。原産地は日本を含む東アジア、インドです。名前の由来は葉っぱの形が宮中などで使われた桧扇(桧で出来た扇)に似ていることから来ています。7月~8月にオレンジ色に斑点模様のある花が咲きます。秋になると射干玉(ぬばたま)と呼ばれる真っ黒な種子ができるので、別名「烏扇(からすおうぎ)」とも呼ばれます。祇園祭や天神祭などでは魔よけのため床の間などに飾られる花として重宝されています。写真の花の間に茶色く映っているのはこの季節らしくセミの抜け殻です。
其枝幼稚園事務室の教会側に咲いており、高さは1メートル弱しかないので、見落としてしまいそうですが、オレンジ色のトラ柄模様の花は一度見ると強く印象に残ります。
花言葉は「誠意」「誠実」「個性美」など、個性美は独特の花柄から来ているようです。
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