今週で10月も終わります。Go toキャンペンが始まり、観光客が増え、飲食店や球場なども人出が多くなり、活気が出てきたように思いますが、新型コロナウィルスの感染拡大が心配で、当分自粛生活を続けます。
今週の植物は「紫式部」、クマツヅラ科(又はシソ科)ムラサキシキブ属の落葉低木です。6月頃薄紫色の花を咲かせ、秋になると紫色の小さな実をたくさん付けます。紫色の清楚な実の美しさを平安美女の紫式部に例えたという説や、紫の実がたくさんなっているという意味の紫樒(ムラサキシキミ)が転じて紫式部となったという説があります。原産地は日本で北海道から沖縄まで生えています。この実は鳥達の好物となっています。
其枝幼稚園北側出入口を入って左側の大きな木の後ろ側にある高さ2メートルくらいの木が「紫式部」で、紫色の小さな実がたくさんなっています。花言葉は「聡明」「上品」など、平安美女の紫式部のイメージから来ているようです。
2020年10月25日日曜日
20201025紫式部
2020年10月19日月曜日
20201018コスモス
今週の花は「コスモス」、キク科コスモス属の総称で一年生の草本植物です。秋を代表する花で秋桜とも呼ばれています。熱帯アメリカが原産地で、メキシコに居たスペイン人宣教師が花びらの整然と並んでいる様子を見てギリシャ語の調和という意味のコスモスと名付けました。明治時代初期に日本に入ってきたコスモスはピンク色のコスモスでした。下の写真のコスモスはキバナコスモスと言い、大正時代に入ってきました。他に、黒紫色の花びらでチョコレートの香りのするチョコレートコスモスという種類もあり、これも大正時代に日本に来ました。
教会駐車場の入り口辺りに咲いており、ピンク色のコスモスと黄色のコスモスが一杯咲いています。最近、黄色のコスモスのほうがあちこちで見かけることが多くなった気がします。残念ながらチョコレートコスモスはなかなか教会の境内には根付かないようです。
スポーツの秋、アメリカの野球はワールドシリーズに向けて両リーグとも大接戦を演じて盛り上がっているようです。それに比べて日本の野球はリーグ優勝チームはほぼ決まりで、あとは日本シリーズが熱戦になることを期待したいと思います。
2020年10月11日日曜日
20201011からすうり
今日の植物は「からすうり」、ウリ科のつる性植物です。花は7月~9月頃の日没後、夜中に白い花が咲き、花の縁から無数の白い糸のようなものが出てレースのようになります。10月になると、実がつき最初は緑色でオレンジ色に変わりやがて真っ赤に熟します。原産地は日本や中国です。赤い実をカラスが好んで食べることから名づけられました。
其枝会館側の幼稚園出入口手前左側に背丈より少し低いところに赤い実が3つほどなっています。
コロナ禍の中にあって、礼拝や諸集会ができずオンラインで礼拝を守っている教会もありますが、京都復興教会は礼拝をはじめ各集会を開くことができることは本当に幸いなことだと感謝しています。会堂の除菌、出席者のマスク着用、三蜜を避けるため席を空ける、換気を良くするため窓や扉は開ける、賛美歌などは2番まで、献金は回さずに礼拝前に献げる、礼拝時間はなるべく短くする等々色々対策が講じられており、皆さんが理解して協力してくださっているからこそ可能だと思います。
2020年10月5日月曜日
20201004酔芙蓉
秋本番です。其枝幼稚園でも先週、運動会が行われました。新型コロナ感染予防のため園児と保護者関係者のみの参加でした。
今週の花は「酔芙蓉」、アオイ科フヨウ属の落葉低木です。名前の由来は、花の色が朝方は白かったのに時間が経つにつれてピンク色になり、やがて夕方頃には赤くなることから、まるでお酒に酔っているようだと付けられました。写真の撮影時間は午前10時半頃で少しピンク色になっています。隣の赤くしぼんでいるのは昨日咲いていた花です。普通の「芙蓉」と「酔芙蓉」は昼間では見分けることはできないようです。
其枝幼稚園の掲示板辺りに大きなピンク色の花がたくさん咲いているのが「酔芙蓉」です。所どころに赤くなってしぼんでしまっている花も目につきます。「芙蓉」は昔から美しい人に例えられています。花言葉は「心変わり」「繊細な美」「しとやかな恋人」など、色の変化や美しい花姿から来ています。