2014年3月23日日曜日

20140323れんぎょう

今週の花は「れんぎょう」、駐輪場の其枝幼稚園側に黄色い花がたくさん咲いています。「れんぎょう」はモクレン科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹で、漢字では連翹と書きます。繁殖力が旺盛で枝は湾曲して下に垂れ、地面に触れるとそこから根ができ新しい株が増えていきます。葉が芽吹く前に4弁の花が3月から4月頃密集して咲きます。花言葉は「希望」「希望の実現」「集中力」など。
 春分の日も過ぎ、すっかり春めいてきました。近畿では梅の見ごろも終わり、次は桜の開花が待たれます。今年は昨年より少し遅くなり例年並みとなりそうです。一方、スギ花粉の飛散は昨年より多いそうで、症状の出る方にとっては辛い季節となりそうです。

2014年3月17日月曜日

20140316すみれ

今週は「すみれ」、スミレ科スミレ属の野草で、狭義には学名Viola Mandshurica(ビオラマンジュリカ)の和名です。牧師館の前庭や道端にひっそりと紫色の小さな花が咲いています。ビオラは紫色、マンジュリカは満州の意味です。「すみれ」という名は花の形が墨入れ(墨壺)に似ているという説から来ているようです。園芸品種にはパンジーなどがあり、こちらも今綺麗に咲いています。花言葉は「思慮深い」「小さな愛」「誠実」など。
 今週の金曜日21日には春分の日を迎えます。春分は24節気の第4、昼と夜の長さが同じになる日です。この日を境に昼のほうが長くなるので、何となく体を動かしたくなる気分になります。
 明日は其枝幼稚園の卒園式が行われ、18名の園児が巣立っていきます。其枝幼稚園のお友達や先生たちと遊んだこと、学んだこと、クリスマス会のことなどを良い思い出として小学校に進学していただきたいと思います。

2014年3月10日月曜日

20140309馬酔木

今週の花は「馬酔木(あせび)」、ツツジ科アセビ属の常緑低木で、教会堂南側の塀沿いに咲いています。名前の由来は、馬が葉を食べると毒にあたり酒に酔ったようにふらつく木ということから来ているそうです。多くの草食動物は馬酔木を食べないので、奈良公園などでもこの木が目立つようです。花は3月初めから4月中旬頃まで咲き、ツボ状の白い花が房のように垂れ下がっているのが特徴です。花言葉は「清純な愛」「犠牲」「献身」など。
 3月も中旬を迎えますが、寒さは真冬並みです。今朝も雪がちらついていました。明日は東日本大震災から3年目を迎えます。今なお多くの方が故郷に帰ることができず仮設住宅や遠く離れた所に止むを得ず住んでおられます。今も被災して苦しんでおられる方がおられることを私たちは決して忘れてはいけないと思います。特に原発事故がもたらした悲劇は二度と繰り返してはいけません。そのために私たちができることが何なのか考える必要があります。

2014年3月3日月曜日

20140302白梅

今週は「白梅」、バラ科サクラ属の落葉高木で、其枝幼稚園西側に咲いています。先週は寒さも和らぎ蕾も開いて花を咲かせています。昨日からまた寒くなってきましたので、開花した花も震えているかもしれません。昨日は神戸にある岡本梅林に行ってきました。ここには枝垂梅や八重の白梅、紅梅などもあり7分咲き位に咲いていました。江戸時代には「岡本の梅、吉野の桜、和歌山のみかん、丹波の栗」といわれるくらい有名だったらしいですが、梅林の規模はそれほど大きくはありませんでした。白梅の花言葉は「気品」「澄んだ心」「独立」など。
 先週から3月に入りました。今日はひな祭りで其枝幼稚園でもお雛さんが飾られていることと思います。6日(木)には24節気の啓蟄(けいちつ)を迎えます。大地が暖かくなり冬眠をしていた虫たちが土の穴から出てくる頃という意味です。まだまだ寒さも厳しいですが、自然は少しずつ春の訪れを私たちに知らせてくれます。