2018年2月5日月曜日

20180204福寿草

今週の花は「福寿草」、キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草で、別名は「元日草」「朔日草(ついたちそう)」とも呼ばれ旧暦の元日頃開花するめでたい花です。名前の通り、幸福と長寿をもたらす花として親しまれています。原産地は日本、中国、シベリアなどで、学名にはアムール川の地名が入っており、ギリシャ神話に登場するアドニスという青年の名前が付いています。2月から3月に黄色い花を咲かせた後、葉っぱが茂り栄養を蓄えた後、夏頃には枯れて春まで地下で過ごす典型的な春植物の一つです。
其枝会館の庭にある梅の根元あたりに、今は一輪だけ花を咲かせており、近くにたくさんの蕾を見ることができます。
花言葉は名前の通り、「永久の幸福」「幸福を招く」「悲しき思い出」など、最後の「悲しき思い出」は学名に登場する青年アドニスがイノシシの牙に突かれて血を流し死んでしまうという悲しい物語から来ているようです。西洋の福寿草の花は黄色ではなく赤っぽい色だそうです。

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