2018年3月26日月曜日

20180325アンズの花

今週の花は「アンズ」、バラ科サクラ属の落葉小高木です。漢字では「杏子」や「杏」と書き、花よりも7月頃できる梅に似た果実の方がなじみ深い植物です。桜と同じ科に属すので桜と良く似た花が少し早めに咲き始めます。今年は桜の開花時期が早くほとんど同じ時期に咲いたため、花を見ただけでは区別がつかないほどですが、幹を比べて見ると区別できます。アンズはシリアの国花となっています。
其枝幼稚園園庭にある復活の丘(納骨堂)左側にある階段の上辺りに、アンズの花がほぼ満開に咲いており、すぐ横には桜も咲き始めています。
アンズの花言葉は「 臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」など。

2018年3月19日月曜日

20180318糸ピコティ

 今週の花は「糸ピコティ」、キンポウゲ科ヘレボラス属の多年草で、クリスマスローズの品種名です。ピコティは覆輪(ふくりん)の意味で花の縁一面が細い糸のような線で縁取られていることから名付けられました。品種改良で色々な色の糸ピコティが作られているようです。(写真の花は縁取りが見えませんので、違う品種かもしれません。)クリスマスローズの原産地はヨーロッパから西アジアで、世界中に広まり品種改良によって一重や八重の花や糸ピコティなどが栽培されています。日本では遅咲きのクリスマスローズがレンテンローズと呼ばれていますが、厳密にいえば違う品種です。
教会出入口から入って右手、会堂玄関の向かい側辺りの地面近くに白い花がたくさん咲いています。花は下を向いて咲いています。
クリスマスローズの花言葉は「いたわり」「追憶」「私を忘れないで」など。

2018年3月13日火曜日

20180311日向水木

今週の花は「日向水木」、マンサク科トサミズキ属の落葉低木です。水木という名が付いていますが、ミズキやハナミズキはミズキ科ミズキ属の落葉高木で全然似ていません。近畿地方日本海側の岩場に自生していたものが、広まりました。また、日向(昔の宮崎)と名前が付いていますが宮崎には自生しておらず、明智日向守光秀の所領地であった丹波地方に多く植えられていたことから来ているという説があります。花は3月中旬から葉っぱに先立って咲き、各枝一面に1センチほどの小さくて丸っこい黄白色の花が下を向いて咲いています。
牧師館の玄関前にあり、写真の左には牧師館が映っています。
花言葉は「思いやり」 「神秘」「信頼」など。

2018年3月5日月曜日

20180304白梅

今週の花は「白梅」、バラ科サクラ属の落葉高木です。中国原産で奈良時代に最初は果実の薬としての効用が重宝されて持ち込まれました。その後、花としても愛でられるようになり、万葉集では萩に次ぎ二番目に多く詠まれています。奈良時代には白梅が人気でしたが、平安時代になると紅梅がもてはやされたようです。最近の陽気で一斉に花が咲きだしました。桜と同じ種に属するので花の形はよく似ていますが、開花時期が早いことや幹が桜より細くゴツゴツしているのが特徴です。
写真の花は其枝幼稚園北側出入口を入ったところにありますが、教会ホールを出たところや其枝会館の庭にもあります。
花言葉は梅全般では「高潔」「忠実」「忍耐」など、白梅としては「気品」となっています。