2018年5月28日月曜日

20180527ネグンド楓

今週の植物は「ネグンド楓」、カエデ科カエデ属の落葉高木です。北アメリカ原産で日本には明治時代初期に渡来しました。寒冷地に適しており、北海道では街路樹として植えられています。ネグンドというのは3ないし5という数字を意味し、葉が奇数羽状複葉(葉が枝で向かい合って付いた先にもう一つ葉が付く形状)になっているから来ています。写真のように葉に白い覆輪模様がある品種は「フラミンゴ」と呼ばれる園芸品種です。成長すると10メートルを超える大木となります。
其枝幼稚園北側出入口を入って右側、牧師館と北側フェンスの間に置いてある鉢植えに植えられています。深谷牧師の二番目のお子さんの誕生の記念樹だそうです。
花言葉は「大切な思い出」、お子さんの記念樹としてふさわしい花言葉ですね。

2018年5月21日月曜日

20180520ラベンダー

今週の花は「ラベンダー」、シソ科ラヴァンドラ属の半木本性植物の通称です。地中海沿岸が原産地です。ローマ時代に入浴時に香水として使われていたためラテン語の洗うという言葉から来ていますが、本当に使われていたかどうかは不明のようです。5月から7月頃花が咲き、紫色が一般的ですが、白やピンク色の花を咲かせる種類もあります。ハーブの女王として知られており、一般的に強くて良い香りがしますが、教会のラベンダーはあまり香りはしませんでした。
復活の丘(納骨堂)の左手下の方、其枝幼稚園の園庭との境目に1メートル位の高さのラベンダーの木があり、たくさんの薄紫色の花を付けています。
花言葉は「沈黙」「清潔」「疑惑」など。

2018年5月14日月曜日

20180513ハニーサックル

今週の花は「ハニーサックル」、スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性木本です。ハニーサックルは英名で日本名は「スイカズラ」や「忍冬(ニンドウ)」と呼ばれています。ラムをベースにしたカクテルの一種にこの名前が付いています。砂糖のない頃は砂糖の代わりに用いられたほど花の蜜は甘く、取って吸ったことから「吸い葛」、同じ意味の英語が「ハニーサックル」です。ニンドウは冬の間も葉っぱが緑で枯れないことから来ています。花は5月から7月頃咲き、始めは白色ですがだんだんと黄色に変わり、甘い香りがします。
其枝幼稚園北側出入口を入って左側の茂みに咲いています。物置とフェンスの間の高さ50センチくらいの所に今は白い筒状の花がたくさん咲いているのが見えます。
花言葉は「愛の絆」「献身的な愛」「家庭の幸せ」など。

2018年5月7日月曜日

20180506棕櫚の花

今週の花は「棕櫚(シュロ)」、ヤシ科ヤシ属の常緑高木樹の総称で雌雄異株です。棕櫚は中国南部や日本が原産地で中国のはトウジュロ、日本のはワジュロが一般的です。両社の交雑種はアイジュロと呼ばれています。棕櫚は九州南部地方に自生していましたが、耐寒性が強く北海道まで見ることができます。繊維状の毛で覆われた幹が真っすぐに伸びて先端に扇状の熊手のような葉がたくさん付いています。花は雌株の木に5月から6月頃、葉のすぐ下辺りにクリーム色の粒状の塊りとなって咲きます。
其枝幼稚園園舎の北側道路沿い、電信柱の横辺りに10メートル近い高さの木が棕櫚です。園舎の2階の屋根よりも高いところに花が咲いています。写真は園舎の2階の窓から望遠で撮りました。
花言葉は「勝利」「不変の友情」「優勝」など。