今週の植物は「なつめ」、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木です。漢字で書くと「棗」、名前の由来は夏に芽が出るということから来ています。原産地は中国から西アジア地方で奈良時代には既に日本に渡来していたようです。花は淡緑色で小さくて目立ちません。果実は2センチくらいの大きさで淡緑色からだんだん茶褐色に色づき、最後は赤黒く乾燥して皺が出てきます。果実は甘露煮にしてお菓子や生薬としても用いられています。木も硬くて使い込むと艶が出てくることから、高級工芸品として茶壷や家具として利用されています。
教会前の道路を入口から入らずそのまま真っすぐに会堂の角まで行くと、オリーブの木の左横に約3メートル位の高さに成長した「なつめ」があり、たくさんの実を付けているのを見ることができます。
花言葉は「健康」「健康の果実」「英俊」など。
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