2020年7月27日月曜日

20200726ヒルガオ


今週で7月も終わります。新型コロナウィルスの第2波が到来し、梅雨明けも遅れて雨による被害があちこちで発生し、まさに異常事態の夏になっています。忍耐してやり過ごしましょう。

 今週の花は「ヒルガオ」、ヒルガオ科ヒルガオ属のツル性多年草です。日本原産で古代から自生していました。アサガオが奈良時代に遣唐使により中国からもたらされた時に、アサガオに対する呼び名となったようです。昼間に5~6センチほどの淡いピンク色の花を咲かせます。全草を乾燥させたヒルガオは旋花と呼ばれ、生薬として利尿作用などがあります。

 京都復興教会の入口右側のポストの傍にあるユーカリの木にツルが絡むように生えており、薄ピンク色の可愛らしい花がいくつか咲いています。花言葉は「絆」「情事」など、ヒルガオのツルが絡みつく様子から来ています。

2020年7月19日日曜日

20200719ミョウガ

3月1日以来の聖餐式が本日、礼拝の中で持たれました。久しぶりに味あうパンとブドウ液に信仰を新たにした思いです。

 本日の植物は「ミョウガ」、ショウガ科ショウガ属の多年草です。地下茎で増えていきます。東アジアが原産地です。花穂は独特の香りがあり、特有の薄紅色が好まれ、素麺や冷奴などの薬味として重宝されています。花は写真のように白い花が咲きます。

 牧師館前の庭に高さ約40センチから50センチに成長した笹の葉の形に似た葉っぱが「ミョウガ」で、花穂は地面にある地下茎から出ています。花言葉は「忍耐」「報いられない努力」、葉っぱに比べて地面近くにひっそりとできることや、花が咲いても実ができないことから来ています。

20200712無窮花

延期されていた2020年度の教会役員選挙が先週行われ、今日、礼拝の中で役員就任式が行われました。教会も少しずつ普段のペースに戻りつつあります。

 今週の花は「無窮花(韓国語でムグンファ)」、日本語ではムクゲと言います。アオイ科フヨウ属の落葉樹です。英語では旧約聖書に出てくるrose of sharon(シャロンのバラ)と呼ばれています。中国が原産地で、日本には平安時代初期には植えられていたようです。花期は7月~9月で、白やピンク色の花が咲きます。一重の花を良く見かけますが、教会のは八重の花が咲いています。韓国の国花となっています。

 其枝幼稚園北側出入口の門の横に白色とピンク色の「無窮花」が並んでおり、高さ2メートル位の所に花が咲いています。花言葉は「信念」「尊敬」など、漢方薬としての効用から来ているようです。

2020年7月5日日曜日

20200705フェンネル

2020年も半年が過ぎ、7月を迎えました。新型コロナウィルスの第2波が心配される日々ですが、少しずつ日常生活が戻ってきた感じがします。

 今日の花は「フェンネル」、セリ科ウィキョウ属の多年生草本です。地中海沿岸が原産地で平安時代に中国から渡来しました。古代ギリシャ・ローマ時代から食用や薬用として利用されてきたハーブの一種です。1メートルから2メートルの草丈があり、6月中旬から8月頃、小さくてたくさんの黄色い花が傘型に咲きます。日本名は中国から来たため「茴香(ウイキョウ)」と呼ばれています。

 教会入口にあるポストの後ろ側にあり、門扉があるためあまり目立たない所に咲いています。花言葉は「称賛」「力量」「良い香り」など、ハーブの効用などから来ているようです。