今週の花は「くちなし」、アカネ科の常緑低木です。花期は6月~7月で樹高は1メートル~2メートル位です。花の色は最初は純白ですが徐々に黄色がかってきます。花の形は一重や八重のもあり、原産地は日本など東アジアです。匂いはジャスミンに似た良い香りがします。名前の由来は、秋にできる赤黄色の果実が裂開しても開かないことから「口無し」など諸説あります。漢字で書くと「梔子」、漢名から来ています。
教会礼拝堂前の道の塀沿いに3本の「くちなし」の木があり、白い花をたくさん付けています。花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」など、アメリカではダンスに女性を誘うときに「くちなし」の花を手渡すそうで、その時の女性の気持ちを表しています。
6月も最後の週を迎え、金曜日からは7月に入ります。新型コロナウィルスの感染者は減少傾向にありますが、高止まりのようです。異常気象で群馬の方では40℃を超えたというニュースもありました。京都でも高温で蒸し暑い日が続いていますので、マスクをしていると熱中症の恐れもあります。コロナの感染が心配ですが、できるだけ外ではマスクを外した方が良いと思います。
2022年6月27日月曜日
20220626くちなし
2022年6月20日月曜日
20220619待宵草
今週の花は「待宵草」、アカバナ科の一年草で、花期は6月下旬~10月頃です。名前の由来は夕方になると黄色い花を咲かせることから来ており、朝方には萎んでしまう一日花です。南アメリカが原産地で江戸時代後期に日本に入ってきました。待宵草によく似た花に、大待宵草、小待宵草、雌待宵草などがあり、近年は明治時代に入ってきた小ぶりの花を咲かせる二年草の雌待宵草が主流のようです。また、同種の月見草に間違えられることもありますが、月見草は夕方に白い花を咲かせ朝には萎んで薄ピンク色に変化します。
駐車場に入った右側の路地や駐車場に設置している物置の傍に黄色い花を咲かせていますので直ぐに見つけることができます。花言葉は「浴後の美人」「気まぐれ」など、前者は竹久夢二作詞の「宵待草」と浴衣絵との関連から来ており、後者は一日で萎んでしまうことなどから来ているようです。
日常生活が平穏のうちに過ぎてゆくことがどんなに幸せなことかをウクライナの状況を目や耳にするたび思い知らされます。ウクライナや世界中の紛争の中で苦しんでいる方々のために私たちができることは限られておりもどかしい限りですが、平和の主がこの状況を良き方向へと導いてくださるようにと祈り続けることはできます。日本でも戦時中には理不尽な法律のため苦しめられ亡くなられた方がたくさんおられました。子供たちや孫たちのために、二度と戦争が起こらい状況を私たち大人が作っていく必要があります。
2022年6月13日月曜日
20220612墨田の花火
今週の花は「隅田の花火」、ユキノシタ科(又はアジサイ科)の落葉低木で、ガクアジサイの一種です。日本が原産地で、ガクアジサイを改良したものが良く見かける手毬のような形状をしたホンアジサイです。ホンアジサイも花のように見えるのは萼(がく)と呼ばれるのものです。写真のガクアジサイは、まるで隅田川の花火のように見えることから名づけられました。元々は横浜にある民家の庭で育てられていたものが株分けされたものだそうです。
「隅田の花火」は其枝会館の庭にある梅の木の傍にあり、直径20センチ位の大きさのガクアジサイで、遠くから見ると花火のように見えます。日当たりの良いところでは開花していますが、日当たりの悪いところはまだ開花していません。花言葉は「クールな美しさ」となっており、花火のイメージから来ているようです。
新型コロナウィルスの感染者数は少しずつ減少しているようですが、まだまだ安心できるような状況にはありません。例年、8月に開催されていた琵琶湖の花火大会は、今年も中止になり3年連続で中止となりました。各地の花火大会も中止になっているようで、寂しい感じがします。本物の花火ではありませんが、「隅田の花火」であの華やかな花火大会を連想して見たいと思います。
2022年6月5日日曜日
20220605ほたる袋
今週の花は「ほたる袋」、キキョウ科の多年草です。原産地は日本や朝鮮半島で、乾燥した草原や道端などで良く見かけます。5センチ位の大きさで釣鐘状の花が5月下旬から6月下旬位まで咲きます。花の色は白、赤紫や紫色などで、関西は白色が多く、関東では赤紫が多いそうです。名前の由来は、子供たちが捕まえたホタルをこの花の中に入れて光が点滅するのを楽しんだことから来ています。別名は花の形から「釣鐘草」、英語名も「bellflower」と言います。
上の白い花は、教会入り口を入って直ぐ右側の塀沿いに咲いており、下の赤紫の花は其枝幼稚園園庭奥の方にあるカラー小屋の近くに咲いています。この花が咲く頃に、近くを流れている安祥寺川でホタルが飛び始めるそうです。花言葉は「正義」「忠節」「貞節」など、教会の鐘のイメージから来ています。
6月を迎えまもなく梅雨入りが予想されます。熱中症のニュースが聞かれるようになり、暑さ対策が必要となる季節となりました。新型コロナウィルスのため、ほとんどの方がマスクをされていますが、散歩など屋外では外しても構わないという指針が出ています。マスク姿になじんだので外したくないという方もおられるようですが、暑さ対策のため外すようにしてはいかがでしょうか。