今週の週報の花は「八重チャボ」
聞き覚えのない花の名前です。
どんな花か深谷先生にお聞きすると、その枝会館のお庭に咲いている「八重の秋明菊」の事でした。
チャボってなんだ?
知るべく調べてみましたよ😉
シュウメイギクはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、正確には菊ではないのですが、この花の特徴が「秋に咲き、花色が明るく、菊に似ている」で、これが名前の由来となったわけです。「貴船菊(キブネギク)」という別名がついているのは、京都の貴船らへんによくみられるからとの事でした
花言葉には「薄れゆく愛情」「淡い思い」「あせていく愛」「多感な時」「忍耐」などがあります。可愛らしい見かけとは相反して「あせていく愛」って。。。プレゼントにする花ではないと思われますね~
「薄れゆく愛情」「淡い思い」「あせていく愛」「多感な時」という花言葉は、シュウメイギクの儚げな美しさが終わりゆく恋を連想することに由来していて
「忍耐」という花言葉は、儚げな見た目とは裏腹に、とても丈夫な花であることに由来してるのですって。
シュウメイギクは地下茎を伸ばし、伸ばした場所から新芽を出します。
さらに花が終わると、茶色くて丸い形をした果実が実り。これが割れると綿毛のようなフワフワな種子が出て、風に乗って遠くへと飛ばされ、根付いたところでも新芽を出す。土の上でも下でも中々繁殖力強めの花ですね。
最後に「チャボ」は何だったかと言いますと。。
チャボシュウメイギク(矮性秋明菊)という小型品種の名前という事です。
草丈が20cm~30cm程度とコンパクトなチャボシュウメイギク。一重咲き・八重咲きともに矮性(わいせい)で、花壇や寄せ植えの手前側に植えると見栄えが良くなります。
鶏の矮性種チャボ(矮鶏)に例えて、草丈が低い性質のことを言うのだそうです。
他の花でも、同じ種類で丈の低いものは「矮性品種」と呼ばれ、鉢植えやコンテナ植えに重宝されています。その名も「チャボ~~」と名付けられるのことが多いのですって!