2024年10月16日水曜日

2024 10 13 つゆ草(つゆくさ)

 

 ツユクサ科ツユクサ属の一年生植物。
日本を含む東アジア原産で、畑の隅や道端で見かける、いわゆる雑草です。鮮やかな青色の花は朝に咲き、昼にはしぼむ。
 道端の低いところ、足元にあった記憶ですが、教会の「つゆ草」はほかの植物に負けるじと伸びていますよ、オシロイバナの隙間やつばきの葉の間から花がちらちらと顔出しています!意外と高さのあるところまでのびるのですね😆
 ギュイーンと伸びてひょっこりちゃっかり顔を出していますが、その風貌と色味からでしょうか、なんとも控えめに見えます。
 『万葉集』などの和歌集では、朝露とともに閉じていく一日花で、儚く消えてゆく朝露のイメージなどが重なって、「月草」と表記されていることが多く、俳句においては、露草、月草、蛍草などの名で、秋の季語とされています。

ツユクサの花言葉は、尊敬、なつかしい関係、熱烈な恋、単純な愛、大志などです。

 5 - 6月ごろから生え始める新しくて軟らかいツユクサの若芽や若葉、あるいは蕾や青い花は食用でき、新しく伸びた茎先のやわらかい葉なら、春から秋までのあいだ採取でき、ゆでたり、いためたり。天ぷらなどにしておいしく食べることができるとの事でした。

 薬用に使えることも有名らしく、花の季節に全草を採って乾燥させたものは鴨跖草(おうせきそう)とよばれる生薬になり、生葉の汁を入浴剤として風呂に入れると、湿疹やかぶれ、あせもなどによく、口内炎、結膜炎、腫れ物、痔などには、青紫色の花の汁を患部に塗ると効果があるといわれています。

 こどもの頃の思い出では、花を集めて色水を作って遊んだり、転んでひざを擦りむいたときに「つゆ草」の葉を揉んでぬったり、そんな記憶があるのほど身近な植物です。

 ただ食したことはなかったですね!子供に触れても特に問題のない「つゆ草」は、うちの庭にある食べれる草たちの仲間入りさせたいな、と思いました。

10月は秋が始まったなーとようやく感じられる時ですね!まだ昼間は半袖で過ごせるほど日差しは強いですが、風はひんやり秋の香りを運んでいます。




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