2014年2月24日月曜日

20140223蕗のとう

今週は「蕗のとう」、会堂南側の塀沿いにありますが、写真のは食用にするために摘まれたものです。キク科キク属の多年草で日本が原産地です。蕗は地下茎で増えていき、早春に葉より先に蕾(花芽)が落ち葉の間から伸びだしたものが「蕗のとう」です。雌雄異株で柔らかいのが雌株、硬いのが雄株、独特の香りがし、天ぷらや煮物、味噌汁などにすると美味しいです。花は2月から3月下旬ころ、白くて小さな毛のような花が咲きます。花言葉は「待望」「愛嬌」「仲間」など、秋田県の県花になっているようです。
 今週で2月も終わり、土曜日には3月に入ります。ソチで行われていた冬季オリンピックも終わり、次は3月7日からパラリンピックが行われます。あまり脚光は浴びませんが、身体に障害を負っても自分の限界に挑む姿には感動を覚えます。結果に関係なく、力が発揮されるよう応援したいと思います。

2014年2月17日月曜日

20140216青木

今週は「青木」の実です。会堂牧師室東側の窓から見える小路の向こう側にあります。ミズキ科アオキ属の常緑低木で葉っぱも枝も1年中青いことから名付けられました。日のあまり当たらないところでもよく育ちます。3月から5月頃、褐色や緑色の花が咲き、11月頃から5月頃まで2センチくらいの楕円形の赤い実を付けます。教会の青木は斑入りの葉っぱですが、斑点がない種類もあります。俳句では青木の花が晩春の、青木の実が冬の季語になっています。花言葉は「永遠の愛」「若く美しく」など。
 先週は京都でも雪が降り本当に寒い日が多かったように思います。関東や甲信越では記録的な大雪となり交通網が混乱するなど大変だったようです。明後日の19日は24節気の「雨水」、空から降ってくるのが雪から雨に変わり、雪解けが始まる季節です。農家では農耕の準備を始める目安となっているそうです。
 冬季オリンピックも盛り上がっているようです。羽生選手が男子フィギュアスケートで金メダルを獲得し、ジャンプのラージヒルで葛西選手が銀メダルを獲得するなど、日本選手が頑張っている姿を見るのは嬉しいものです。

2014年2月10日月曜日

20140209まんさく

今週の花は「まんさく」、マンサク科マンサク属の落葉小高木で、牧師館の玄関前に咲いています。漢字では「万作」や「満作」と書き、語源は早春に「まず咲く」が東北地方で訛って「まんず咲く」となりそこから来ているという説と、花がたくさん付くということから豊年満作に由来しているという説があります。花は普通見かける形とは随分違って細長くひも状に縮れており、黄色が鮮やかです。花言葉はどこか謎めいた花にふさわしく「霊感」「ひらめき」「直感」「神秘」など。
 立春を過ぎたとたん急に寒さがぶり返して来ました。 京都でも雪が少し積もりました。ロシアのソチで冬季オリンピックが始まり、スポーツ好きの方は寝不足になっているかもしれませんね。今日現在、日本選手はまだメダルを獲得できていないようですが、成績よりもいままで練習してきたことが本番で十分発揮できるよう期待したいと思います。

2014年2月3日月曜日

20140202寒紅梅

今週の花は「寒紅梅」、其枝幼稚園事務室の前に咲いています。バラ科サクラ属の落葉高木で梅の中でも早咲きの種類です。春を告げる花で良い香りがします。今は未だ数えるほどしか開花していませんが、暖かさと共に一斉に花を咲かせてくれます。花言葉は「厳しい美しさ」「上品」「忠実」など。
 1月も終わり、2月に入りました。今日は節分、大寒の最後の日で明日は立春です。節分には豆を撒くという風習があります。鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあるようです。暦の上では春を迎えますが、まだまだ寒さは厳しく、インフルエンザやノロウィルスによる食中毒などが流行っていますので、ご自愛ください。。