2014年4月29日火曜日

20140427えびね蘭

今週の花は「えびね蘭」ラン科エビネ属の多年草、日本原産で全国各地で見ることができます。教会出入口塀際付近で見られます。自生しており、日陰でも良く育つ野生のランです。根元にある根茎がエビが何匹もいるように見えることから名付けられました。白い花が唇弁で3つに分かれています。花言葉は「謙虚な恋」、華やかで人目を引く蘭の中にあって、日陰でひっそりと清楚に咲いているこの花にふさわしい花言葉です。
 今週はゴールデンウイークを迎えます。今日は昭和の日で休日ですが、あいにくの雨です。しかし、植物にとっては恵みの雨、これで一層新緑が綺麗になります。5月3日の憲法記念日から6日までの4日間は大型連休で多くの人が旅行やハイキングなどに出かけますが、私を含め家でのんびりと過ごす方もたくさんおられることと思います。

2014年4月21日月曜日

20140420利久梅

今週の花は「利久梅(りきゅうばい)」、復活の丘(納骨堂)へのスロープ右側に5弁の白い花がたくさん咲いています。バラ科ヤナギザクラ属の花で桜が散ったころ満開になります。中国が原産地で明治時代の終わりころに伝えられましたので、千利休とは関係は無いようですが、利休忌(3月下旬)の頃にこの花が咲くことから大阪商人によって名付けられ、「利休梅」とも書きます。こうした縁で今では茶花としても良く使われています。花言葉はその清楚な印象から「控えめな美」「気品」など。
 昨日はイースター、ご遺族の方も含めて150名近い方が礼拝を守り、イエス様の復活をお祝いしました。昨年度中に召天された3名の方の納骨式が執り行われ、利久梅の見守る復活の丘に納められました。また昨日は24節気の第6「穀雨」、田畑の準備ができ春の雨が土を潤す頃という意味でこれから新緑が美しい季節を迎えます。

2014年4月13日日曜日

20140413雲南素馨

今週の花は「雲南素馨(うんなんそけい)」、其枝幼稚園北側出入口の所に2、3メートルほどある大きな木に黄色い花がたくさん咲いています。モクセイ科ソケイ属の常緑樹で枝は蔓(つる)状に垂れ下がっています。別名は「雲南黄梅」とも言い、ヒマラヤ原産ですが、中国の雲南地方に自生しており、花の形が梅に似ているので名付けられました。素馨という言葉はあまりなじみがありませんが、ジャスミンの一種だそうです。花言葉は「優美」、黄色い花が枝垂れて趣のある花姿から来ているようです。
 4月の3週目に入り、其枝幼稚園の園児や教会学校の生徒らも少しずつ新しい環境に慣れ始めたころだと思います。今日は教会学校の奉仕をしました。小学1年生が2名来てくれました。まだ、慣れていない様子でしたが、緊張した面持ちで聖書の話を静かに聞いてくれていました。来週はいよいよイースターを迎えます。

2014年4月6日日曜日

20140406ライラック

今週の花は「ライラック」、駐車場出入口向い側の木に淡い紫色の花がたくさん咲いています。ヨーロッパ原産でモクセイ科ハシドイ属の落葉樹、花は春に咲き良い香りがするので香水の材料になります。花びらは普通4枚ですが5枚のもあり、それを見つけると幸せになれるという言い伝えがあるようです。日本名はムラサキハシドイ(紫丁香花)と言い、札幌市の花にもなっています。ハシドイは木曽地方の方言で、語源は不明ですが、花が枝先に集まる「端集い」から来ているという説があります。花言葉は「友情」「青春の思い出」「初恋」など。
 今週は幼稚園の入園式が10日にあり、各地の幼稚園や小学校などの入学式も行われるようです。昨日と今日の雨で、京都の染井吉野は散り始めていますが、枝垂れ桜や八重桜はちょうど見ごろを迎え、入園式や入学式に花を添えてくれることでしょう。

2014年4月1日火曜日

20140330染井吉野


今週は「染井吉野」、幼稚園の遊具のところに咲いている大きな桜の木です。バラ科サクラ属の花で日本人が大好きな花のひとつです。名前の由来は、江戸時代末期に江戸にある染井村の植木屋が大島桜と江戸彼岸桜の交配種を売るために、桜で有名な吉野という名を付けたことから来ているようです。種子で増えることはなく接ぎ木で日本全国に植えられていきましたので、すべて同じ遺伝情報を持ったクローンということになります。学校の校庭には必ずと言っていいほど植えられており、入学式といえば桜を思い浮かべる方も多いことと思います。花言葉は「優れた美人」「純潔」「淡白」など。
 昨日で3月も終わり、今日から4月に入ります。今週が桜の見ごろみたいですね。5日には24節気の「清明」を迎えます。万物がすがすがしく明るく美しいころという意味で、季節だけではなく、これから新たに希望に燃えて歩んでいこうという気持ちにさせてくれます。