今週の花は「彼岸花」、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年性の球根植物です。秋のお彼岸の季節に赤い花を咲かせるので名付けられました。別名の「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」はサンスクリット語で天界に咲く花という意味があり、法華経の仏典から来ているようです。赤い花が一般的ですが、白い花を咲かせるものもあります。細く伸びた茎の先端に反り返って丸みを帯びた花と線状の花弁が何本も絡み合うように放射状に伸び、不思議な形をしています。葉っぱは一つもなく、花が散った後、晩秋に出てきます。畦道や墓地などに良く見られるのは、彼岸花が有毒で、モグラや野ネズミなどの動物を避けるために植えられたからです。中国が原産地で稲と一緒にやって来たようです。
彼岸花は境内のあちこちにありますが、今年は夏が暑かったせいか9月17日時点ではまだ開花していませんでしたので、9月24日に牧師館前庭で撮影したものです。
花言葉は「情熱」「再会」「諦め」「転生」など。
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