今週の植物は「かのこ百合」、ユリ科ユリ属の多年草です。漢字では「鹿子百合」と書き、花弁の斑点が鹿の子の斑点模様に似ていることから名付けられました。7月から10月頃、10センチくらいの大きて華やかな花が咲きます。花の咲く時期から別名はドヨウユリ(土用百合)やタナバタユリ(七夕百合)とも呼ばれます。日本や台湾などが原産地で九州に多く自生していますが、近年は絶滅危惧種になっています。江戸時代にシーボルトによってヨーロッパに渡り、日本の百合として知られるようになり、大正時代には球根がアメリカに輸出され、クリスマスやイースターの花として飾られたようです。
駐車場に入る手前の生垣沿いに、淡いピンク色の花弁に鹿子模様が入った「かのこ百合」が10輪ほど花を咲かせています。
花言葉は「荘厳」「上品」「慈悲深さ」など。
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