2018年8月27日月曜日

20180826黄花コスモス

 今週の花は「黄花コスモス」、キク科コスモス属の多年草です。メキシコが原産地でスペインの植物園に送られた後、ヨーロッパで広まり、日本には大正時代に輸入されたようです。黄花と名前が付いていますが、黄色の他に写真のようにオレンジ色や赤色の花を咲かせる種類もあります。高さは約50センチくらいに成長します。暑さに強く、病害虫にも強いことから繁殖力が旺盛で、日当たりの良い場所ではほっておくとどんどん増えていきます。花期は長く、6月から11月頃まで楽しめます。コスモスに比べると花の色の他に葉っぱが太くてギザギザしています。
其枝幼稚園園庭と復活の丘(納骨堂)の境目辺りにオレンジ色の花がたくさん咲いています。
花言葉は「野生的な美しさ」「野生美」「幼い恋心」など。

2018年8月20日月曜日

20180819なつめ

今週の植物は「なつめ」、クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木です。漢字で書くと「棗」、名前の由来は夏に芽が出るということから来ています。原産地は中国から西アジア地方で奈良時代には既に日本に渡来していたようです。花は淡緑色で小さくて目立ちません。果実は2センチくらいの大きさで淡緑色からだんだん茶褐色に色づき、最後は赤黒く乾燥して皺が出てきます。果実は甘露煮にしてお菓子や生薬としても用いられています。木も硬くて使い込むと艶が出てくることから、高級工芸品として茶壷や家具として利用されています。
教会前の道路を入口から入らずそのまま真っすぐに会堂の角まで行くと、オリーブの木の左横に約3メートル位の高さに成長した「なつめ」があり、たくさんの実を付けているのを見ることができます。
花言葉は「健康」「健康の果実」「英俊」など。

2018年8月15日水曜日

20180812インクベリー

今週の植物は「インクベリー」、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草です。北アメリカが原産地で日本には明治以降帰化植物として入って来ました。6月から9月頃にかけて白色又は薄紅色の小さな花が咲いた後、実ができ、黒く熟します。この実を潰すと赤紫色の果汁が出るので、アメリカでは「インクベリー」と呼ばれており、服などに付くとなかなか落ちません。日本では「洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)」と呼ばれています。インクベリーは全体が毒を持っており、ブルーベリーと思って誤食すると最悪の場合、死に至ることもあるようです。
教会ホールの東側から出た所にある池(ガリラヤ池)を右に回る小径に入り、車道に出る直前の左側に約2メートルの高さに成長したインクベリーがあります。
花言葉は「野生」「元気」「内縁の妻」など。

2018年8月5日日曜日

20180805百日紅

今週の花は「百日紅(さるすべり)」、ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木です。中国南部が原産地です。7月から10月頃にかけて、ピンク色の花を咲かせます。百日間、花が咲き続いているように見えることから「百日紅」と名付けられましたが、実際は同じ場所で花が枯れては咲くことを繰り返しています。「百日紅」は幹がツルツルしているのが特徴的で、猿も滑るように見えることから読み名として「さるすべり」と名付けられましたが、実際には滑らないようです。
教会の入口から入って真っすぐに会堂の端まで行くと左側にあり、高さ約3メートルの木にピンク色の花をたくさん咲かせています。
花言葉は「雄弁」「愛嬌」「不用意」など。