2019年6月30日日曜日

20190630くちなし

今週の花は「くちなし」、漢字で書くと「梔子」、アカネ科クチナシ属の常緑低木です。学名に「ジャスミンのような」という言葉が付いているほど、強くて良い香りがします。写真の花は八重のクチナシで実ができませんが、一重のクチナシはオレンジ色の実ができ、その実は割れないため「口無し」と呼ばれるようになりました。花期は6月中旬から7月頃で、始めは真っ白な花が咲き、やがて橙色に色づきます。その色は「梔子色」と呼ばれます。
教会出入口から入って右側の塀沿いに、1.5メートルほどの高さの木に白い花が4本ほど飛び飛びに咲いているのを目にすることができます。写真を撮った日は雨で生憎良い香りはしませんでした。
花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」「洗練」など。アメリカの習慣で男性が女性をダンスに誘う時にこの花を贈ることや良い香りがすることから贈り物に添えられることなどから来ているようです。

2019年6月23日日曜日

20190623モントブレチア

今週の花は「モントブレチア」、アヤメ科クロコスミア属の球根多年草で、南アフリカが原産地です。「モントブレチア」の名はこの花がフランス人植物学者のMontbret(モンブレ)さんに献上されたことに由来します。日本名は「姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)」と呼ばれ、6月~8月にかけて鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。非常に繁殖力が旺盛で育てやすい花です。
教会のホールを出て左側にある白梅のそばに「あじさい」と共に色鮮やかな「モントブレチア」が咲いています。
花言葉は「謙譲の美」「陽気」など、花の咲き方が少し下を向いて咲く様子や色鮮やかな花の雰囲気から来ているようです。

2019年6月17日月曜日

20190616あじさい

今週の花は「あじさい」、アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、日本が原産地です。花期は6月~7月頃で、梅雨の花と言えばこの花を思い浮かべる人が多いと思います。色んな種類の花が境内のあちこちに咲いていますが、写真はホンアジサイで、ガクアジサイやアナベルなども見ることができます。其枝幼稚園に通ってくる園児やご父兄の方も色とりどりのアジサイの花に囲まれて心を和ませていることと思います。
写真の花は教会礼拝堂の向かい側、塀沿いに咲いています。アナベルは牧師館から其枝幼稚園に行く門の手前に真っ白い花がたくさん咲いています。ガクアジサイはガリラヤ池横の小径沿いに咲いています。
花言葉は「移り気」「冷淡」「辛抱強さ」など、花の色が少しずつ変わっていくことや長い間咲き続けることなどから来ているようです。

2019年6月10日月曜日

20190609時計草

今週の花は「時計草」、トケイソウ科トケイソウ属のつる性常緑多年草で熱帯植物です。ブラジルが原産地で日本には18世紀に渡来しました。雄蕊が3つに分かれて時計の短針、長針、秒針のように見えることから名付けられました。英語名はPassion Flowerと言い、イエスキリストの受難の花という意味があります。イエズス会の宣教師が初めてこの花を見たとき、キリストの十字架の姿を思い浮かべたためと言われています。パラグアイの国花になっています。
牧師館の北側フェンス、其枝幼稚園出入口の横辺りに道路側から見れば5、6センチ程度の大きさの花を3輪ほど見ることができます。花期は6月上旬から8月初旬頃までです。
花言葉は「聖なる愛」「信仰」「宗教的熱情」など、イエスキリストの十字架刑のイメージから来ています。

2019年6月3日月曜日

20190602ホタル袋

今週の花は「ホタル袋」、キキョウ科ホタルブクロ属の多年草です。英語名はBell Flowerと言い、釣り鐘のような形をした花から来ています。日本名は袋状をした花の中に子供たちが蛍を入れて遊んだことに由来しています。蛍が飛び始める6月の初夏に咲きます。原産地は東北アジアや朝鮮半島、日本などです。
写真の「ホタル袋」は牧師館の玄関、幼稚園側にある鉢植えに、赤紫色の釣り鐘状の花が今は5輪咲いています。
花言葉は「忠実」「正義」「誠実」など、花の形が教会の鐘に似ており教会のイメージから来ているようです。