今週の花は「雀の帷子(かたびら)」、イネ科の1年草です。帷子とは、麻や絹などで作った裏地のない着物のことで、昔の人には穂先の花穂が雀の着物のように見えたので名づけられました。ヨーロッパが原産地です。日本では水田の近くや広場などでごく普通に見かける植物で、雑草の一種と思われています。
京都復興教会の境内のあちこちで見かけますることができ、写真は牧師館の窓際に生えています。背景に白いものが映っているのは5月15日に紹介した「せんだん」の花が散ったものです。花言葉は「私を踏まないで」と、野草の気持ちを表しているようです。
2022年5月30日月曜日
20220529雀の帷子
2022年5月23日月曜日
20220522卯の花
今週の花は「卯の花」、アジサイ科の落葉低木で、ユキノシタ科に分類されることもあります。花期は5月下旬から7月頃までで、枝先に白い花をつけ、葉の縁は浅いギザギザ状になっています。名前の由来は卯月(旧暦の4月)に咲くことから来ています。別名は「ウツギ(空木)」、茎や根の中心が空洞になっていることから来ています。
牧師館から其枝幼稚園に行く門の近くにあり、綺麗な白い花をたくさん咲かせています。花言葉は「古風」「風情」「秘密」など、前二つは下を向いて咲く花姿からきており、最後の「秘密」は枝が空洞になっているのが見た目には分からないことから来ています。
ウクライナ情勢もロシアは攻撃を続けており、いつ治まるのか分からない状況です。この間も多くの民間人や兵士が傷つき、死んでいくことを思うと何とか早く収束することを祈るばかりです。一方で、日本では新型コロナウィルスの感染状況も少し落ち着いた状況になりつつあり、平和を享受できていることを感謝したいと思います。
2022年5月15日日曜日
20220515せんだん
今週の花は「せんだん」、センダン科の落葉高木です。毎年5月に紹介する花の一つです。背の高い木なので気づかないですが、上を良く見るとなんとなく紫がかった小さな花がたくさん咲いているのを確認することができます。原産地はヒマラヤ山麓や東アジアで、日本では庭木や公園、街路樹などで植えられています。
教会を象徴するような木で、牧師館の前庭にあり、駐車場からは良く見えます。花言葉は「意見の相違」、花の表と裏の色が少し異なっていることから来ているようです。
この木の写真を撮るのには苦労しました。木の全体を撮っても花の様子は分かりにくいのでなるべく近くで取りたいのですが、望遠レンズがないため2メートル弱の脚立を持ってきて下の方の花を撮りました。あまり満足のいく写真ではありませんが、雰囲気は分かっていただけると思います。
2022年5月9日月曜日
20220508ジャスミン
今週の花は「ジャスミン」、モクセイ科ソケイ属植物の総称です。ジャスミンは200程の種類があるようですが、写真の花は「羽衣ジャスミン」という種類です。インドや東南アジアが原産地で、インドネシアやフィリピンの国花となっています。ジャスミンは漢字では「茉莉花」と書き、「まりか」又は「まつりか」と読みます。
ジャスミンは花の香りに特徴があり、良い香りがしますが、香りが強くたくさんあると避けたくなるほどです。其枝幼稚園の北側出入り口を出て、教会堂側のフェンス沿いにツル性の枝に白い花がたくさん咲いており、近づくと良い香りがします。花言葉は「愛らしさ」「温順」「柔和」など、白い花のイメージから来ているようです。
ゴールデンウィークは多くの人が出かけ、観光地では大変な賑わいだったようです。新型コロナウィルス感染者の増加が心配されます。平和な日本に比べてウクライナの国民は試練の時を迎えています。ロシアの理不尽な侵略行為は許されません。一刻も早く停戦が実現し、人々の命が守られますよう祈ります。
2022年5月1日日曜日
20220501紫蘭
今週の花は「紫蘭(しらん)」、ラン科の多年草で日本や中国が原産地です。ラン科の花の中では育てやすい花なので、初心者でも鉢植えや庭植で楽しめます。日本各地で自生しており、群生しているのを良く見かけます。花の時期は5月~6月頃です。
教会の駐車場入り口にある花壇に紫色の花が群生しているのが「紫蘭」です。花言葉は「変わらぬ愛」「あなたを忘れない」「美しい姿」などです。前二つはギリシャ神話に由来しており、最後のは下を向いて咲く花姿から来ています。
5月迎え、ゴールデンウィークの真っ只中です。今年は新型コロナウィルスのまん延防止等重点措置などが発令されていないので、旅行など多くの人が移動されるようです。新型コロナウィルス感染の第7波が来る恐れがあります。各自が感染予防対策を講じていく必要があります。