今週の花は「朝顔」、ヒルガオ科サツマイモ属の一年草です。ネパール・中国や熱帯地域が原産地で奈良時代末期に中国から薬として持ち込まれた。その後、日本に根付き、江戸時代には観賞用植物として盛んに品種改良が行われました。今でも夏の花として人々に親しまれており、幼稚園や小学生の時代に、鉢に朝顔の種をまき、その成長の様子を観察日誌として記録したことや、夏の日差しを遮る緑のカーテンとして植えらる方も多くいると思います。
京都復興教会の会堂北側フェンス沿いに植えられています。花言葉は「愛情」「結束」「儚い恋」など、朝顔はつる性植物でフェンスにしっかり絡みつく様子や花は夜明け前に咲き始めて日が昇るころには直ぐ萎んでしまう様子などから来ています。教会の朝顔も礼拝が始まるころには萎んでしまって美しい姿をなかなかみられません。
顔の付く花として、朝顔、昼顔、夕顔、夜顔があります。夕顔はウリ科で夕方に皴の入った白い花を咲かせ朝方に萎みますので、他とはかなり異なっています。朝顔、昼顔、夜顔はいずれもヒルガオ科ですのでよく似た花を咲かせます。朝顔は青や紫色で日の出前に咲いて昼頃には萎み、昼顔は薄ピンク色で朝に咲き昼間も咲き続け、花の中心から5本の筋(曜と言うそうです)がはっきりと放射状に見えるので区別されます。夜顔は白い花が夜になってから咲きます。品種改良により朝、昼、夜とヒルガオ科の植物を楽しむことができます。
2022年7月20日水曜日
20220717朝顔
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