今週の花は「秋明菊」、キンポウゲ科の多年草です。菊という名前が付いていますが、アネモネの仲間です。中国や台湾が原産地で古い時代に日本に帰化しました。別名は「貴船菊」で京都の貴船で良く見られのが本来の「秋明菊」で赤紫色の菊に似た八重の花を咲かせます。その後、品種改良等により一重の白やピンク色の花を咲かせるものが全国に広がりました。
教会ホールを出た所にある小さな池の渕にピンク色の一重の可愛らしい花を咲かせているのが「秋明菊」です。花言葉は「忍耐」「薄れてゆく愛情」など、同属のアネモネの花言葉から来ています。
一昨夜の9月10日は満月で中秋の名月、昨夜は十六夜(いざよい)でお月見に最適の夜でした。幸い、雲もあまりなく丸いお月さんを見ることができました。ところで、十六夜は新月から数えて16日目の月ですが、何故、「いざよい」と読むのでしょうか。調べますと、「いざよい」は躊躇う(ためらう)という意味の動詞「いざよう」の名詞で、満月の時に出るのをためらって少し欠けて出てきた月だからということだそうです。少し見ただけでは欠けているのは分かりませんので、「十六夜の月」も昔からお月見に最適の月として愛でられたのでしょう。
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