今日の花は「芙蓉」、アオイ科の落葉低木です。中国が原産地で室町時代には日本でも見られたという記録があるようです。8月から10月にピンク色の大きな花を咲かせます。
会堂向かい側の塀沿いに芙蓉の木がいくつかあります。写真は其枝幼稚園の出入口を入って直ぐ左側に高さが1mから1.5m位の高さの所にピンク色の花がたくさん咲いている芙蓉です。もう少し進んだ所にある幼稚園掲示板の辺りにたくさん咲いているのは、芙蓉の一種で「酔芙蓉」と呼ばれています。花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」となっています。昔からこの花が美しい人の例えに用いられたことや一日で萎んでしまうことなどから来ているようです。
芙蓉とよく似た花に木槿(むくげ)という花があります。同じ種類に属しており、なかなか見分けるのは難しいですが、開花時期が木槿の方が少し早く、花のめしべの形状が異なっています。芙蓉は五つに分かれて少し曲がっているのに対し、木槿は一本で真っすぐに伸びています。台風一過、青空の下で優雅に芙蓉の花が咲いており、今週土曜日に開催される其枝幼稚園の運動会でも皆さんの目を楽しませてくれることと思います。
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