今週の花は「皇帝ダリア」、キク科の多年草で、メキシコなどの中米が原産地です。大げさな名前が付いているのは、背丈が高く大きな花を咲かせる様子から付けられた学名に由来しています。別名は「木立ダリア」、樹木のように大きく成長することから来ているようです。元々は高地や山地に自生しており、日本では園芸種として庭などに植えられています。日が短くならないと花芽が出ないので、11月下旬頃から咲き始めます。
教会のホールから出て、池の向かい側辺りに咲いており、高さ2メートル位の所に咲いていますので、目を上げないと見つかりません。ほっておくと5~6メートル位の高さまで成長するものもあるようです。花言葉は「乙女の真心」「乙女の純潔」、ピンク色がかった薄紫色の花が青空に映える様子から来ているようです。
昨夜はサッカーワールドカップの日本対コスタリカ戦があり、期待に反して敗戦となってしまいました。先週は優勝候補のドイツを相手に逆転で勝利して日本中が歓喜の中にありましたが、一転決勝トーナメントへの進出があやしくなりました。まだ、希望が無くなったわけではありませんので、力の限り戦っていただき悔いのない試合を期待したいと思います。
2022年11月28日月曜日
20221127皇帝ダリア
2022年11月21日月曜日
20221120ゆず
今週の植物は「ゆず」、ミカン科の常緑小高木で、漢字では「柚子」と書きます。肩こりや冷え性、腰痛などに薬効があり、柚子湯が知られています。また、お菓子として「柚餅子(ゆべし)」も良く知られています。花は初夏の5~6月頃に白い花が咲き、実は7月頃に緑色の小さな実ができ始め、秋になると黄色く色づきミカンより少し大きいサイズになります。中国が原産地で日本には奈良時代には入ってきたようです。
会堂のホール側から外に出て、池の向かい側の柿の横にあり、青々と生い茂った葉の間に2メートル位の高さの所に野球ボール大の実を見つけることができます。枝には鋭い棘があり気を付けないと怪我をします。花言葉は「健康美」「汚れなき人」など、果実の薬効や花が純白であることなどから来ています。
毎年11月に開催される其枝幼稚園の収穫感謝祭にはこの教会の柚子も並べられ、昨年もこのコーナーで紹介しています。昨年「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年」というコトワザを紹介しました。あまり聞きなれないようで、皆さんから面白かったという言葉をいただきました。今年はサッカーのワールドカップがカタールで開催されます。日本も参加しますので応援したいと思います。
2022年11月13日日曜日
20221113小菊
今週の花は「小菊」、キク科の多年草で、花の直径が1センチから3センチ以下の菊を小菊と言います。盆栽や菊人形で良く用いられます。菊は平安時代に中国から渡来し、数多くの園芸品種が改良されています。菊という漢字は散らばった米を一か所に集めるという意味があり、菊の花弁を米と見立てて名づけられました。
境内のあちこちに咲いていますが、写真は駐車場を入って直ぐ右側に固まって咲いている黄色の小菊です。花言葉は「元気」「純情」など、晩秋の朝晩寒くなる時期にも花を咲かせている様子などから来ているようです。
紅葉も見頃の季節となってきました。年により紅葉の鮮やかさは朝晩の気温の変化などにより異なっており、今年はどうでしょうか。10年ほど前に東福寺を訪れた時には、周りの人が口々に今年の紅葉(もみじ)は最高に綺麗だという声が聞こえてくるほど、本当に美しかった思い出があります。京都をはじめ関西には紅葉の名所があちこちにあり、地元の方や全国から沢山の方が訪れることでしょう。平和だからこそ味わえる楽しみです。
2022年11月7日月曜日
20221106かりん
今週は「かりん」、バラ科の落葉中高木です。中国が原産地で1000年以上前に日本に渡来しました。この季節は「かりん」の実がたくさん付きますが、生では食べられませんしジャムにも適しません。咳止めの成分が含まれ、香りも良いので、加工して咳止めの飴やカリン酒、砂糖漬けのお菓子として利用されています。漢字では「花梨」と書きます。花期は4月頃、薄ピンク色の可愛らしい花を咲かせます。
写真の建物は其枝会館でその向かい、其枝幼稚園の出入口の手前、高さが2メートルを超える木にたくさんの黄色い実が付いています。花言葉は「豊麗」「唯一の恋」など、花のイメージから来ているようです。
カリンの効能にまつわる話で、中国では「杏一益、梨二益、花梨百益」と言われています。カリンにはカリンポリフェノールという成分が含まれており、喉の炎症をしずめ、風邪やぜんそくなどの咳を止め、痰などを取ります。日本でもカリンの入ったのど飴が良く出回っています。コロナの第8波やインフルエンザの流行が心配です。予防のためのど飴が良いかもしれませんね。