今週の花は「小菊」、キク科の多年草で、花の直径が1センチから3センチ以下の菊を小菊と言います。盆栽や菊人形で良く用いられます。菊は平安時代に中国から渡来し、数多くの園芸品種が改良されています。菊という漢字は散らばった米を一か所に集めるという意味があり、菊の花弁を米と見立てて名づけられました。
境内のあちこちに咲いていますが、写真は駐車場を入って直ぐ右側に固まって咲いている黄色の小菊です。花言葉は「元気」「純情」など、晩秋の朝晩寒くなる時期にも花を咲かせている様子などから来ているようです。
紅葉も見頃の季節となってきました。年により紅葉の鮮やかさは朝晩の気温の変化などにより異なっており、今年はどうでしょうか。10年ほど前に東福寺を訪れた時には、周りの人が口々に今年の紅葉(もみじ)は最高に綺麗だという声が聞こえてくるほど、本当に美しかった思い出があります。京都をはじめ関西には紅葉の名所があちこちにあり、地元の方や全国から沢山の方が訪れることでしょう。平和だからこそ味わえる楽しみです。
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