2022年11月7日月曜日

20221106かりん

 今週は「かりん」、バラ科の落葉中高木です。中国が原産地で1000年以上前に日本に渡来しました。この季節は「かりん」の実がたくさん付きますが、生では食べられませんしジャムにも適しません。咳止めの成分が含まれ、香りも良いので、加工して咳止めの飴やカリン酒、砂糖漬けのお菓子として利用されています。漢字では「花梨」と書きます。花期は4月頃、薄ピンク色の可愛らしい花を咲かせます。

 写真の建物は其枝会館でその向かい、其枝幼稚園の出入口の手前、高さが2メートルを超える木にたくさんの黄色い実が付いています。花言葉は「豊麗」「唯一の恋」など、花のイメージから来ているようです。

 カリンの効能にまつわる話で、中国では「杏一益、梨二益、花梨百益」と言われています。カリンにはカリンポリフェノールという成分が含まれており、喉の炎症をしずめ、風邪やぜんそくなどの咳を止め、痰などを取ります。日本でもカリンの入ったのど飴が良く出回っています。コロナの第8波やインフルエンザの流行が心配です。予防のためのど飴が良いかもしれませんね。

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