当時は大きな鳥小屋があって、人懐っこい"オカメインコ"がいたので網に指を入れて頭をなでたり、長いことほかのインコたちを眺めていたり、その鳥小屋の中にカメもいたので動かないカメがいつ動くのか見ていたり、遊具で遊んだり、たくさんの草花に触れたり、虫とであったり、幼い私にとって園庭は最高の遊び場でした。卒園生だったので先生方にもかわいがってもらい、末枝先生からそこに実っていたザクロやびわをもらったりした記憶があります。
そして花の蜜の味を覚えたのもここ、「ほとけのザ」「サルビア」「つつじ」そして入り口門のすぐそばにあった黄色い花。。。名の知らない黄色い花でした。
いつだったか、ここに咲く黄色の花の名は 雲南素馨(ウンナンソケイ)だとを聞き、
それからずーっとこの甘い蜜を持つあの黄色い花だと思っていたのです!
でもでもこの度よく見ると、花の形も私の記憶とは別のもので、香りもしない。
当時一緒に蜜をたのしんでいた姉に話したら、
「あの蜜の花な、この場所やけど、この花(うんなんそけい)ではないわ。黄色は一緒やけどなー。」との事。。
変わったのか? なにかヒントが見つかるかと、乙枝先生の「花こよみ」をひらいてみると
「雲南そけいはカメの穴倉の近くに、四月初め頃から咲きついで居る。黄梅を大柄に仕立てようなこの木は、枝がよく伸びて、なぜかカメの家の垣根に適わしい」とあった
カメの穴倉…?..カメの家の垣根。。。??...??
カメがいた鳥小屋は園庭の東端で、幼稚園の入り口門は園舎の北側。。。
なぞは深まるばかり😆
雲南素馨の花ことばは 優美 明朗 恩恵 素直 など
カメのくだりは非常に気になるところですが。。
今、幼稚園入り口門あたりでたくさんの花をつけています!
蜜も香りもありませんが、下がる枝が風にそよそよと優美に揺れて、麗しいです。
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