2023年10月11日水曜日

2023 10 08 はぎ

 

「はぎ」は秋の七草のひとつ

「万葉集」には141首も詠まれていることから、古くから日本で親しまれた植物だといえます。花言葉は「思案」「柔軟な精神」「内気」「残酷」

刈り込んでも育成旺盛で晩夏から秋にかけて、小さくても形の良い可愛い花をたくさん咲かせます。

 🌱その根はマメ科独特の「根粒菌」を持っていることから土壌を肥沃にする性質があります。この根粒菌とは。。マメ科の植物の根っこに感染してこぶ状の器官を形成する土壌細菌の事です(別名:根粒バクテリア)

その働きは空気中の窒素をアンモニアに変換して、宿主植物に供給。見返りとして光合生産物をもらい共生、自然界の不思議といわれています。

畑や田んぼでレンゲやクローバーが咲いているのをよく見つけますが、育ってから刈り取り地中へすき込むことで「緑肥」となるのですって!!

耕す前の田んぼにレンゲが咲いている昔の風景、実はものすごい化学反応が行われていたのです!

「はぎ」もまたその根元で人知れず、すごいことしちゃってるんですね!!

幼稚園の園舎中央入り口らへん、以前は立派なしだれ桜のあった場所に生き生きと咲いています。しだれの古株が真ん中にあったはずですが。まったく見えないくらい「はぎ」で埋まっています!

日曜日の特別礼拝にも講壇に秋の花がかざられていました。コスモス・酔芙蓉・そして「はぎ」、朝晩の寒暖差が急につよくなってきて体調も崩しやすい時期ですが、教会の秋の草花は生き生き、冬に向かって元気よく咲いています!


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