今週の植物は「月桂樹」、クスノキ科の常緑中高木で復活の丘(納骨堂)入口スロープの入口付近にあります。雌雄異株で地中海沿岸が原産地、明治時代にフランス人によって記念樹として導入されました。ギリシャ神話に由来し、アポロンの聖なる木として神聖視され、古代ローマでは、葉のついた若枝を編んで月桂冠として勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者達に与えられました。葉っぱは芳香成分を含んでおり、乾燥させたものはローリエと呼ばれ香辛料として料理に用いられます。また、葉や実は生薬としても利用されています。春に黄白色の小さな花が咲き、秋に黒い実がつきます。花言葉は「名誉」「栄光」「輝ける将来」など。
今週で2014年も終わります。今年も悲しいニュースが多かったように思います。各地で豪雨による土砂災害が発生し大勢の方が亡くなられ、御嶽山の突然の噴火により戦後最悪の死者数となりました。海外に目を向けると、エボラ出血熱やテロ、またイスラム国をめぐる戦争などにより子供をはじめ数えきれない方が犠牲になりました。私たちにとっても、いつ災難や事故が起こるか分かりません。しかし、神はどんな時も私たちに慰めと平安と勇気とを与えてくださり、救い主イエスキリストはいつも私たちに寄り添い支えとなって私たちを導いてくださいます。今年の聖句「再び心を励まし、なお待ち望む」(哀歌3:21)は弱い私たちに心の支えとなりました。新しい年が皆さんにとって良き年となりますようお祈りします。
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