今週の花は「檜扇(ひおうぎ)」、アヤメ科アヤメ属の多年草で、日本、中国、東南アジアが原産地です。下の写真のように葉っぱが扇状になっており、宮中で使われたヒノキの扇に似ていることから名前が付けられました。花はオレンジ色でたくさんの斑点が付いており、大きさは5~6センチ程度です。午前中に咲いて夕方には萎む一日花です。祇園祭や天神祭では商家の軒先や床の間に飾られる花として知られています。秋には実ができ、熟すと5ミリ程度の真黒な種子がでてきます。この種子は「射干玉(ぬばたま)」と呼ばれ、和歌では黒、夜、髪などの枕詞となっています。そのため、黒いカラスの連想から別名「烏扇(からすおうぎ)」とも呼ばれています。
教会駐車場入口の右手前にあり、60センチ位の高さですが、アジサイの葉っぱに覆われるように咲いているので、少し目立ちにくいと思います。
花言葉は「誠意」「誠実」「個性美」など。
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