2018年12月30日日曜日

20181230南天

今週の植物は「南天」、メギ科ナンテン属の常緑低木です。中国が原産地で漢名は「南天燭」と言いますが、日本に持ち込まれたときに短く「南天」と呼ばれるようになりました。6月中旬から7月初旬頃に白い花が咲き、晩秋から初冬にたくさんの赤い実がつきます。下の写真のように白い実を付けるものもあります。俳句では花が夏の、実が冬の季語となっています。「南天」は語呂が難を転ずるに通じることから福寿草とセットで 縁起物として正月などに飾られます。また、南天の実や葉は咳止めや殺菌などの効能があり、生薬としても用いられています。
写真は牧師館の前庭にある「南天」で、赤色の実を付けるすぐ隣に白色の実を付ける南天があります。
花言葉は「私の愛は増すばかり」「良い家庭」など、夏に比較的地味な白い花が咲いた後、晩秋には真っ赤な実が次から次へとできることから来ているようです。

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