2020年11月9日月曜日

20201108サフラン

 11月を迎え立冬も過ぎ、晩秋の季節となりました。寒くなるとともに世界中で再び新型コロナに感染する人が増えて来ており、日本でも第3波が来ているように思います。まだまだマスクは手放せないようです。

 今週の花は「サフラン」、アヤメ科サフラン属の多年草です。ペルシャ地方が原産地で日本には江戸時代末期にオランダから薬として持ち込まれました。11月上旬頃に開花し、薄紫色の花に真っ赤な細長い雌蕊が特徴的です。この雌蕊を集めたものが薬用サフランとして、鎮痛剤や香辛料、染料として用いられています。

 牧師館の前庭や駐輪場の周りに咲いていますが、丈は20センチ程度しかないためあまり目立ちません。花言葉は「歓喜」「過度をつつしめ」など、古代ヨーロッパではサフランの花が酒の酔いを増進する効果と醒ます効果があることに由来しているそうです。

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