今週からアドベント(降誕節)に入りました。教会暦ではアドベントが新しい年の始まりです。コロナ禍の真っただ中ですが、心静かにイエスキリストの生誕に思いを寄せたいと思います。
今週の花は「曙椿」、ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。椿の種類は多く、三千種近くあると言われています。日本や東アジアが原産地で、江戸時代に開国とともに日本の椿がヨーロッパに紹介され、その影響で有名な歌劇「椿姫」ができました。「曙椿」は濃い緑色の葉に薄ピンク色の中輪の花が上品な感じの椿です。茶席に飾られる京椿を代表する花で、特にお正月にはこの花の蕾が活けられるようです。
其枝会館の庭にあり、ひときわ高い木が曙椿の木です。まだ、花は少ししか咲いていません、1月頃から見ごろになると思います。椿の花言葉はたくさんあり、ピンク色の椿は「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」などとなっています。
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