今週の花は「富士の峰」、ツバキ科の常緑小高木、日本が原産地でサザンカの一種です。江戸時代にサザンカのブームが起こり、300種を超える園芸品種が生まれました。富士の峰は別名「峰の雪」とも呼ばれ、純白で八重の花が特徴です。関西生まれのサザンカで、明治の初め頃、イギリスに渡り、現在でも「峰の雪」として栽培されているようです。
復活の丘(納骨堂)の入口にあり、真っ白な八重の花をたくさん付けているので直ぐにわかりと思います。其枝幼稚園の園庭でもあるので、園児たちを毎日見守ってくれていることでしょう。サザンカの花言葉は「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」冬の寒さに負けずに奇麗な花を咲かせることから来ているようです。
サザンカとツバキは同じツバキ科の植物なので非常によく似ていますが、花の咲く時期や散り方、葉っぱの葉脈や淵のギザギザで見分けることができるようです。サザンカは10月から12月頃に対しツバキは少し遅くて12月から4月頃花を咲かせます。花が散る時、サザンカは花弁が少しずつ落ちるのに対し、ツバキは花首から一度に散ります。葉の葉脈がはっきりしているのがツバキで、葉の淵のギザギザがはっきりしているのがサザンカです。しかし、園芸種がたくさん作られたため花の散り方以外で両者を見分けるのは素人では難しいようです。
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