2021年12月19日日曜日

20211219せんだんの実

 今週の植物は「せんだんの実」、センダン科の落葉高木になる実です。10メートルを超える非常に高い木で春は青葉が美しく、初夏には薄紫色の5弁の竹トンボに似た小さな花が咲き、秋になると2センチほどの楕円形の実ができます。冬には葉が落ちた後、その実が白っぽくなり、陽に当たるとキラキラ輝いているように見えます。漢字では「栴檀」と書きます。日本や中国など東アジアが原産地です。

 教会の入口から駐車場の方を見ると、正面左側に見上げるような大きな木が「せんだん」の木です。京都復興教会のシンボルのような木です。花言葉は「意見の相違」、花の表と裏で異なる色になっていることから来ているようです。

 「栴檀は双葉より芳し」ということわざ(優れた人は幼いころから優れているという意味)の栴檀(せんだん)は、この木ではなく、香木の白檀(びゃくだん)のことです。栴檀はあまり匂いはしません。

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